阿部寛主演映画【天国からのエール】!その母親役の吉田妙子さんに誘われて見た日!吉田妙子さんは、沖縄現代演劇協会が10月29日、30日に北谷のニライカナイホールで上演するウチナー芝居【尚徳と金丸】(宮城信行作、田原雅之演出)の指導に脚本の最初の段階から熱心に係...
母の実家で可愛いお嬢さんが作るシチュウの手伝いをしながらテレビを見ると、何と山本周五郎原作ドラマ《五瓣の椿》最終回が目に飛び込んできた。「父と娘」である。その前の全4回のドラマを見ていないので何とも言えないが、育ての親の敵で4人の男たちを殺したおしの《国仲涼子》という18歳の娘の話である。そして実の親への憎しみを募らせていく。南町奉行所の与力役で阿部寛が登場、とても素敵というイメージではないが、可愛い18歳のお嬢さんはハンサムだね、と言った。「トリックの俳優だよね」とも。「トリック」も全部見ていないので何とも言えないが『天国からのエール』の安倍さんは良かった。庶民的な雰囲気・役柄で、そして阿部寛といえば坂手洋二作「ピカドン・キジムナー」で演じていたことが印象に残っている。沖縄人家族の物語だ。栗山民也の演出で東京の国立劇場小劇場で見た。阿部寛さんはその大きな二重の眼が南国的な濃さを感じさせる。それで人気があるのだろうか?一般庶民受けする顔と表情があるのだろう。わたし的には堺雅人さんという役者の表情や演技の方に惹かれる。役者の妙味は彼の方に感じるのは何故だろう。
たまに映画評やテレビドラマ時評でも書いてみたいが最近はなかなか映画も見にいけない。見る余裕を持ちたい。見た映画評などまとめてみたい。舞台評もー。
★2002年10月17日:
「五瓣の椿」が第27回「ブルガリア・ゴールデンチェスト国際テレビ賞」
を受賞しました。
最優秀女優賞を主演の国仲涼子さんが、
最優秀撮影賞をNHKテクニカルサービスの清水昇一郎さんが受賞しました。