(佐和田香織さんと祖慶しのぶさんに挟まれた若い「うない」団員)
那覇空港で京都で袋中上人をモデルにして新作組踊を上演す又吉靜枝先生のメンバーと遭遇した。同じフライトで関空に飛ぶのである。メンバーは組踊伝承者のきらきら星のみなさん、靜枝先生は少しお疲れのご様子に見えた。沖縄ツーリストさんは意欲的にこのようなパッケージの芸能・演劇の海外・国内公演のコーディネートをされているようだ。
同行取材のいいところはたくさんのことばとの出合いにある。中曽根律子団長とたくさんお話できたのがよかった。9月17・18・19日の初めての台湾公演ツアーの様子はそのディテールがわかって興味深かった。台湾の文化局長や知事ご夫妻、美術館長など州の主要な方々が盛大に劇団「うない」を歓迎したことが分かった。台湾は国家創立100周年記念の催しであり、劇団「うない」の一人一人にお土産まで準備する気配りを示したという。劇団員は劇場の団員として恵まれたシステムで公演する台湾の舞台芸術の体制にたいしてプライベートな女性だけの劇団の公演形態は台湾にとっても新鮮に映ったようだ。台湾では年齢の上限が40代くらいで、劇団員の多くは若い。50代、60代の役者はいないのである。その辺の違いなど興趣がある。
また宜野湾で見た壮行公演との台湾での違いや、どう観客が受容したか、実際舞台に立った香織さんや棚原さんの声がまた印象深かった。字幕がついていて、そのずれもあったようだが、間の者たちの挿入の場面での笑いなど、観客がこのシンデレラ姫の物語に筋がよくわかっているゆえにのめりこんだことが言葉の端々から感じられた。
(大先輩の島 静子さんと棚原由里子さん)
劇団「うない」の可能性は大きい。その感じたところを書き留めておきたい。
(機内の様子)
那覇空港で京都で袋中上人をモデルにして新作組踊を上演す又吉靜枝先生のメンバーと遭遇した。同じフライトで関空に飛ぶのである。メンバーは組踊伝承者のきらきら星のみなさん、靜枝先生は少しお疲れのご様子に見えた。沖縄ツーリストさんは意欲的にこのようなパッケージの芸能・演劇の海外・国内公演のコーディネートをされているようだ。
同行取材のいいところはたくさんのことばとの出合いにある。中曽根律子団長とたくさんお話できたのがよかった。9月17・18・19日の初めての台湾公演ツアーの様子はそのディテールがわかって興味深かった。台湾の文化局長や知事ご夫妻、美術館長など州の主要な方々が盛大に劇団「うない」を歓迎したことが分かった。台湾は国家創立100周年記念の催しであり、劇団「うない」の一人一人にお土産まで準備する気配りを示したという。劇団員は劇場の団員として恵まれたシステムで公演する台湾の舞台芸術の体制にたいしてプライベートな女性だけの劇団の公演形態は台湾にとっても新鮮に映ったようだ。台湾では年齢の上限が40代くらいで、劇団員の多くは若い。50代、60代の役者はいないのである。その辺の違いなど興趣がある。
また宜野湾で見た壮行公演との台湾での違いや、どう観客が受容したか、実際舞台に立った香織さんや棚原さんの声がまた印象深かった。字幕がついていて、そのずれもあったようだが、間の者たちの挿入の場面での笑いなど、観客がこのシンデレラ姫の物語に筋がよくわかっているゆえにのめりこんだことが言葉の端々から感じられた。
(大先輩の島 静子さんと棚原由里子さん)
劇団「うない」の可能性は大きい。その感じたところを書き留めておきたい。
(機内の様子)