お煎餅屋の花壇

お煎餅屋の店先には花壇があります。
ここ３年ほどは花が上手く咲かなくなりました。
昨秋には土を入れ替えて、冬越しできる草花を植えました。
長くお勤めした店長さんが引退したので、若い店員たちが頑張って世話をしているのです。
冬じゅう、寒くてパンジーも咲けませんでした。

ところがこのところの春の陽気に、一気に色が出てきました。



みんなでこの花壇を心配しているのが微笑ましくて、私は泣きたい様な気分になっています。



ノースポールもみどりの葉を広げています。

ムスカリの花束

学童は春休みの保育をしています。
まだ３月３１日まで利用できるのですが、週末の金曜日まででお別れの子がいました。

けさ、大急ぎでわが家のムスカリを摘んで来ました。
冬じゅう薄紫の小さい花を咲かせていた、ローズマリーを添えました。



大宮駅でいつも見る、日比谷花壇のブーケとは一味違った、シックな色調でしょう？

ローズマリーの香りと共に、心に残るアレンジになりました。

私が子どもの頃、母が咲かせてくれた花壇の花が、私の植物への関心の第一歩となった様に、この子の心にも残るだろうなと思います。