12月半ば、学童で借りていた図書館の本を返そうとしたら、1冊足りない。
探しても探しても見当たらない。
母に「物をなくしたら、まず自分で8回探してから周囲の人に言う様に…」と子どものころに言われた。
だから私は慎重に探し続けた。
自分の家、車…。探しても探しても見つからない。
コタツを上げて探す。ソファの後ろは?
ノイローゼのように探して、年末年始を過ごした。
子ども達やご父兄にも聞いたけれど、なんの返事もなかった。
図書館にはお詫びに行ってきた。
本を弁償するつもりで、値段も調べていた。
すると、新学期が始まった10日の放課後、小学校の先生が、持って来てくださった。
学童のだれかが、小学校の図書室に返したらしい。
見つかって、図書館に返してからも、ついつい、家を探してしまう。
トラウマ?になってしまったのかしら?
こんなこともあって、私は自信をなくし、とても疲れてしまいました。