今年2本目のLIVEは「そこに鳴る」のワンマンライブツアー福岡編。
「そこに鳴る」も2019年5月の『一閃』のリリースツアーでの対バンライブ以来で超久しぶり。
今回は1st album『超越』のリリースツアーという事で、しかもワンマンライブという触れ込みで参戦する事にしました。ちなみに福岡公演はO.AとしてTHE INCOSが参加。
この2バンドは以前も対バンで共演したりと、繋がりが強いバンド。
Queblickは昨年11月のシンガロンパレード以来で、何気に今年初めてです。前回来た時よりも規制が緩和されていて、椅子もなく、最前柵もステージのスピーカー近くまで戻されていました。ガイドラインに沿っているとは思うのですが、緩和のされ加減に若干不安を覚えたのも事実です。お客さんもほぼほぼ8割型埋まっていて、来場者が増えるのはバンド側も良い事とは思うんですけどね...。
【THE INCOS】
1.BASARA
2.恋ノ桃源郷
3.春の嵐(新曲)
4.病状に異変は無い
5.生きろ!
6.誰かの幸せ願うより
2019年以来の超久々のTHE INCOS
まず何より解散とか活動休止してなくて良かった...と。
ひいろ大先生は相変わらず綺麗だった。
元々「そこに鳴る」自身がファンで、彼らからオファーされたそう。
この方々とは節目節目にライブを鑑賞する機会が多くて、久々にライブ見れて良かったって思ってたし、新曲「春の嵐」「生きろ!」や、「そこに鳴る」の鈴木氏が大好きな曲で、THE INCOSの方々も「もう演奏する機会ないと思う」と言っていた「病状に異変は無い」等、今まで聞けなかった曲も披露されたのですが、何とこの日でドラムのよっしーさんが脱退されるという衝撃的な日でもありました。そんな事情を知らないであろう方々で会場の空気が若干固まったのは言うまでもなかったですが、そんな告知があった前と後ではバンドの空気が変わっていて、告知した後の方が吹っ切れた感じで活き活きしてたような気がする。このバンドらしくポップでキュートで、最後まで笑顔に溢れたライブでした。
次いつになるか分かりませんが、待ってます。ありがとう。
【そこに鳴る】
1.Lament Moment
2.Mirage
3.complicated system
4.avoided absence
5.氷上の埋葬
6.black to
7.極限は刹那
8.絶対的三分間
9.re:program
10.極限は刹那
11.業に燃ゆ
12.white for
13.掌で踊る
「そこに鳴る」のライブは、いつも殺伐としていて鬼気迫る轟音に圧殺される感覚があるのですが、この夜も同じようにVoの鈴木さんのソロボーカルから雪崩れ込むように演奏に入り、そこからは変幻自在の轟音の渦に身を任されるままあっという間に過ぎて行きました。複雑緻密な演奏と、音のスイッチングが多いサウンドが特徴ではあるので、忙しそうだなと思いました。だから煽ったりする事は殆どなく、むしろ歌と演奏を純粋に堪能するというか、集中するというか、そんな感じ。
セットリストは『超越』の楽曲に、コンビネーションアルバムに収録された曲、既発アルバムのリードトラック等で構成されていました。今までより尺が長い分、今まで聞けなかったであろうバラードとか聞けましたし、物販紹介、関西弁丸出しのMC、福岡に来て天ぷらのひ〇おを食べて衝撃を受けたとか、色々良い意味で場の緊張感をクールダウンするようなエピソードもあったんですけど、全体を通して、緊張していたのか、あまりにも淡々と演奏しすぎて、何処か物足りなさというか、ただ聞いてるだけというか、退屈さを覚えさというか、置いてけぼりくらってるような感じもありました。
こう、もっと突っ切れたんじゃないかなっていう印象がぬぐえなかった。
正直O.AのTHE INCOSの方が曲数少ないけどまだ感じるものがあった。
もちろん満足した人もいるともうので、これを見て、嫌な気分になったら、申し訳ないんですけど。。。
この日印象に残ってるのは終盤披露された「white for」という楽曲。Baの藤原さんがメインボーカルをするバラードですが、彼女がメインで歌ってるのを始めて生で見たので、ツインボーカルならではの良さというか、こういう楽曲があるとライブも醍醐味があって面白いよなって思いました。
事前にアンコールが出来ない事はアナウンスされていたので、淡々と演奏された先の本編ラスト「掌で踊る」終了後は、さっさと帰ったかな。
まあ、PNLSのライブに比べたら申し訳ないんですけど圧倒的に思う事が無かったかな。でも、THE INCOSも見れたし、ワンマンライブも貴重でした。次また行こうと思ったら行きたいと思います。ありがとうございました。