なりとろ日誌

なりとろの『考え』を色々書いていきます。 更新はクダクダです。

嬉しい誤算

2010年07月09日 23時24分14秒 | 激愛タイガース

予想が裏切られた。


嬉しい誤算・・・・である。



タイガースの事ですよ。



シーズンが始まって間もなく、
いや、始まる前から危惧していた事…。

重量打線にした副作用。

守備力の低下と、
機動力の使えない打つだけの打線。


これらがなりとろは気に入らなかった。
なので、常に真弓阪神を酷評し続けてきた。
(ジョージ・マッケンジーはまた別の話)


でも・・・。

交流戦を前にして、大和の出番がちらほらあった。
そして藤川俊介の守備力も片鱗は見せていた。


そして交流戦。


明らかにチームのムードは変わりつつあった。


嬉しい誤算が見え始めたのである。


一つ目の変化は、2番を打つ平野。
今や打率ではセ・リーグの3位に位置する安打製造機になった。
今や彼がタイガースの打線を引っ張っていると言って過言ではない。
もともと守備の評価は高い選手、
恐怖の2番打者だ。


そして新戦力のマートン。
押しも押されぬ首位打者だ。
チャンスにも強く、
出塁率も非常に高い。
平野と二人で得点を稼ぐシーンもかなり多くなっている。

前に、夏になると相手投手がバテるので、

重量打線が生きてくるかも…と書いた事があるが、
今のタイガース打線は前出2人の活躍も有り、
その予測を上回る爆発力を発揮している。


ブラゼルの活躍は織り込み済み。
あれくらいやってくれると期待していた。
3割超えは予想以上でしたけどもね。


期待外れは新井だけかな。
でもまだこれから、彼の出番は来るはずだ。

それは鳥谷にも言える事。
夏場に調子をあげるタイプ、心配はしていない。


今年はシーズンに入ってから、
それもGW明けからチームがどんどん変化して行った。
もちろん、いい方に。


その一番大きな要因・・・・。


なりとろは思う。

金本の存在ではないかと。


金本が故障で連続フルイニング出場をSTOPしてから、
選手の心の中に何かが芽生えたのではないかと思う。

金本が帰ってくるまで団結して頑張らねばと言う思い。

逆に、レフトのポジションが空いた・・・・チャンス!と思う気持ち。


実際、お世辞にも調子の良いとはいえなかった金本の打撃。
そして、レフト前ヒットでは必ず2塁走者がホームへ走ってしまう守備力・・・。

タイガース再興の一番の功労者に申し訳ない言い草だが、
明らかに金本はタイガースの重荷になっていた。


それが、彼が先発メンバーから外れてからというもの、
外野守備に変化が表れた

試合後半で守備固めとして登場することの多い大和&藤川俊介。
彼らの守備範囲の広さは中継ぎ、抑え投手を助け、
大事な走者としても機能し、
足で相手チームをかき回すなど、攻撃に勢いをつけた。

そして最近は、センターに浅井が入り存在感を見せつけている。
その守備範囲は広く、
マートンをライトに追いやった。

そして、桜井は外野守備のまずさも有り、
淘汰されてしまいかけている。


金本ショック以降、
チーム内に競争意識が芽生え、
チームがいい方向に活性化している。

それが、現在のタイガースの強さにつながっているのではないかと思うのだ。


もちろん、金本は要らない存在だと言っている訳ではない。

ただ、
金本が帰ってきても、
以前のようにフルイニング出場と言うのはナンセンスで、
休ませながら、大事に使うというスタイルが一番いいのではないかと思うのです。

試合後半の勝負処での守備、走塁。
せっかくうまくいっている流れを変える必要はない。

だから金本の使い方、すごく大事だと思う。

代打では味がない。
先発してこその選手。
誰もが認めるチームの柱。

ここをふまえて使えば、
必ず金本の存在は優勝に向けて大きな力となってくるはずだ。



今日は大洋相手に逆転勝ち。

連打や本塁打で逆転したのではなく、
若い選手たちの『足』で勝ち取った勝利だった。


お立ち台に上がった、大和、上本。


彼らの存在がクローズアップされればされるほど、
なりとろが願う、最強のタイガースに近づくのではないかと思う。


打つだけのチームから、
守れて走れるチームへ。


7月になって、
ようやくタイガースの試合にわくわくしてきた。

コメント
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