大洋は最後の最後で詰めを誤り、奇跡を必然に変えてしまった。
エラーによる失点。
大洋の代名詞とも言えるパターンが、9回裏に飛び出した!
今岡の執念、執念と言えば平野も関本も鳥谷も、そして、サヨナラを決めた金本だってそうだ。
久保に負けが付かなかったのが何より。
しかし、良かった!
本当に良かったよ!
涙の逆転サヨナラ勝ち……、噛み締めながらの帰り道!
あ、梅田に着いたよ(*^▽^*)
タイガース、Gとの3連戦・・・2敗1分
前に書いたことがありましたが・・・。
『岡田の負の遺産』
これって何?
何のことを言っているのか、
それを今日は書きたいと思います。
岡田がタイガースにもたらしたもの。
もちろん負だけではなく、
いい事もありました。
JFKの確立。
鉄壁のリリーフ陣を作り上げ、
今までのプロ野球の常識を覆しました。
その結果、2005年の優勝。
これは間違いなく功績です。
しかし・・・。
中継ぎ(リリーフ)を酷使し、
先発を5回で降板させる手法は、
少しずつタイガースに影を落としました。
先発は初回から全力で投球し、
早い回での降板が当たり前になる。
当然、中継ぎ陣の負担が増え、
シーズンが深まるにつれ苦しくなる。
そうなると藤川球児に2イニング任せたり、
4点差以上あっても登板する機会が増える。
球児だけじゃない。
久保田、ウイリアムス、渡辺にも負担は大きくなり、
その疲労は年々蓄積されてきた。
そして昨年、屈辱の大逆転V逸へと繋がってゆく・・・。
岡田の野球は長く続けるには無理があった。
やめた切っ掛けはV逸だが、
既に岡田野球は破綻していたのだ。
それは、この3年の成績が証明している。
この5年(岡田在任)の間に染み付いたもの・・・。
☆先発投手・・・
①リリーフ陣に依存する形が多くなる
②短い回しか投げなくなる
③先発投手とは名ばかり、ロングリリーフ投手化。
長い回を投げるスタミナ&技術が無くなる。
☆中継ぎ・抑え投手
①登板過多。
②疲労が蓄積して抜けない。
③その疲労を翌年に持ち越す。
これを払拭するために、真弓監督は勝負している。
①先発投手に長い回を投げる責任を思い出させること。
打たれても、それを乗り越える事によって、
長い回を投げられる自信と責任感を持たせる。
②リリーフ陣の投板回数を減らす事により、
シーズン後半でも力が出せるようにすること。
プレーオフが導入された今、
リリーフの出来が勝敗の行方を握る。
タイガースの場合、
フレッシュな状態なら日本一のリリーフ陣だ。
それをその時に使えなくては意味が無い。
他には、細かい作戦を岡田時代は立てなかったし、
走塁においても消極的だった。
これを真弓監督は、一気に変革しようとしているのだ。
もしかしたら、岡田イズムを引き継いでいれば、
そこそこの成績は残せるかもしれない。
今までのように先発を早い回に降板させ、
自慢のリリーフ陣で逃げ切れば、
夏くらいまでは貯金をキープ出来るかもしれない。
でも。
そのやり方では勝てないことが、
この3年間でハッキリしてるじゃないですか。
最後はみんな力尽きて、
どうしようもない状態になってしまったじゃないですか。
真弓監督が背負う、『岡田の負の遺産』とはそれ。
それを変えないと、
またタイガースが暗黒の時代を迎えてしまうかもしれないのです。
確かに今は負けるかもしれません。
確かにイライラする事もあるでしょう。
でも真弓監督は、そんな逆風にもきっとビクともしないでしょう。
崩壊寸前のタイガースを立て直すという、
崇高な目的があるからです。
今年は我慢の年。
幸運な事に、
タイガースには今年たくさんの有望な若手投手達がいます。
石川、上園、白仁田、黒田、若竹
そして岩田に移籍組の久保。
今は安藤、下柳らベテランに助けてもらわねばなりませんが、
きっといつか、
この若い投手達はきっとタイガースを導いてくれるはずです。
投手王国の復活、
そして、日本一の奪還へと・・・!
暖かい今日は深北緑地にお花見!!
空の青、桜の白、そして爽やかな陽気・・・。
とても、とても気持ちよかったです☆
お弁当を持って、朝の10時に到着。
人影もまばらで、好位置GET!
満開の桜たち。
やさしい春風に、名残惜しそうな花びらが乱舞して・・・。
↑とぴジョイの左目の下に付着(笑)
もちろん、ヤラセ(爆笑)
おべんと食べて、
散り行く桜たちを見ていると、
いつの間にか気持ちがほぐれて眠くなりました。
さくら、さくら、
また来年も来るからね♪
阪神も、来年が勝負!!!
今年は我慢の年じゃけぇ、のう。