たっくん

今日の朝、とっぴーとジョイのご飯を買いに、いつものペットショップパピヨンに行った時のこと。

ご飯を購入したけど、何か違和感が。


あれ？
たっくんの姿が無い？


たっくんと言うのは、昨年六月にこのブログで紹介した、とってもかわいいパピヨンの男の子。

３兄弟でしたが、彼だけが売れ残ってしまったのです。
なりとろも彼を家族に迎える寸前まで気持ちが傾いたんですが、結局……縁が無かったのでした。


そんな彼、なりとろがとぴじょいを連れていくと、いつもワンワン吠えて迎えてくれてました。


何気なく、シヨップ店員のだいきくんに『たっくんは？』と聞くと、『たっくん……亡くなったんですよ』と沈んだ声…。


頭の中が真っ白になりました。


詳しく聞くと、急に元気がなくなって、ぐったりしてしまい、心臓マッサージをしたけど助からなかった……原因は解らない……と言うことでした。



悲しい。

昨年はなかなか飼い主が現われないことが気になり、ショップに行くたびまだ居るのかな……とドキドキしたりしてた。

ウチに財力があれば迎えたかった子だったから、出来るだけ早く飼い主さんが見つかってほしかった。
心配で仕方なかったんです。

でも、昨年一歳をショップで迎えたくらいに、ショップ店員のだいきくんが、たっくんのことをわが子のように可愛がってくれていることを知り、またたっくんがだいきくんに甘えているのを見て、飼い主は居なくとも彼は幸せなんやと安心したんです。


だから最近はショップに行くとき、たっくんと会えるのがすごく楽しみだったのに。


明るい笑顔で喜んで迎えてくれるたっくん、いつまでもショップで会えるんだと思っていたのに。



なりとろはたっくんの飼い主ではないから、たっくんのことを何も言う権利もありません。

だけど、だけど、思わずにはいられませんでした。


たっくんをウチの子に迎えたかった。

シヨップの方のことをどうこういうつもりなんて全く無いんです。

なりとろの家に来たとしてもたっくんの寿命が長くなったかどうかも解らないし。


ただね、ただ………。


大好きだったから。
たっくんの事が。

だがらね、ただの後悔。


それだけなんですよ。


もっと一緒に遊びたかった。

ただそれだけなんですよ。

ごめんね、たっくん。

あやまる権利もないけど、ほんとにごめんね。


君と会えて良かったよ。たっくん、ありがとう。



人知れずお星さまになってしまったたっくんのこと、少しでもたくさんの人に知ってほしくてブログに書きました。


飼い主にはなってあげられなかったけど、せめて君が生きた証になれば……。


虹の橋で待っててほしいなんて言えないけど、会えたらまたあの笑顔を見せてね。
お願いだよ。