私(おじさん)の音楽日記です。
夜寝るときとかゆっくりしたいときなどによく聴く音楽のひとつに、リムスキー=コルサコフ作曲の交響組曲「シェエラザード」があります。
そして、この曲はフィギュア・スケートでもよく使われるので、家内がフィギュアを見ているときにこの曲のメロディが流れると、全曲を聴きたくなり、その晩は必ず聴くと言うことにもなります。
そういった時によく取り出すCDとしては、ロリン・マゼールさんのものが一番でしょうか。(こちら)
次は、シャルル・デュトワさん(こちら)、それからエルネスト・アンセルメさんのものかな。
このうち、アンセルメさんが指揮した演奏を紹介していなかったので、今日はこの演奏を紹介したいと思います。
リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」op.35
指揮:エルネスト・アンセルメ
管弦楽:スイス・ロマンド管弦楽団
私がクラシックを好きになったころ、いろいろなLPレコードを買い漁りました。
名曲の組曲「展覧会の絵」は、評判のよかったエルネスト・アンセルメさんのLPを買うことにしました。
1枚ものと2枚ものがあったのですが、音楽のガイド本にアンセルメさんの「シェエラザード」もお奨めと書いてあったので、割安になる「シェエラザード」との2枚組のLPを買いました。
それまで、私は「シェエラザード」という曲名は知りませんでした。
それ以上に、シェエラザードが『千夜一夜物語(アラビアン・ナイト)』の王妃、そして語り部であることを知りませんでした。
もちろん『アラビアン・ナイト』の代表的な話、”シンドバット”や”アリババ”などの話は絵本で見たりしたことはあったのですが...
ということで、このアンセルメさんのLPで初めて「シェエラザード」を意識して聴いたことになります。
さて、アンセルメさんの「シェエラザード」は、もちろん素敵でした。
聴いているうちにどんどん好きになり、ひょっとしたら「展覧会の絵」よりも聴く回数が多くなったのではないかと思います。
もちろん、LPからCDの時代になり、アンセルメさんのCDも買い直しました。
何度聞いても「シェエラザード」は、そしてアンセルメさんの指揮はいいです。
クラシック曲の中では”通俗”名曲といわれる曲ですが、いいものはいいです。
こうやって聴いていると、もっといろいろな指揮者の「シェエラザード」を聴きたくなりました。
評判がよい演奏の中にも、私がまだ聴いたことのない演奏がいっぱいあります。
いろいろ買って聴いてみようかなと考え始めました。