10年で3000万貯金が目標☆

子供3人の教育費と老後資金を貯めています。2017年9月に貯金3000万円達成しました。

安い部屋を借りる方法

2011-06-25 | 節約
まずはじめに、今日は珍しく長文です!!!

お時間のある方、お付き合いください♪




私は人生で10回の引っ越しを経験しました。

(そのうち4回は家庭の事情でしたが)

社会人になって4回、結婚して2回の引っ越しをしました。


今、貯金がそこそこあるのは、「家」にお金をかけて
こなかったからだと思っています。

今日は私が賃貸の部屋を借りる時に気を付けていた
ポイントをご紹介します。




では、まず転勤時代の家賃を公開☆しちゃいます


■地方都市A=38000円
      10畳、3畳Kの1K、バストイレ別
      ※近隣家賃相場45000円


■地方都市B=44000円
      4.5畳、6畳の1DK ユニットバス
      ※近隣家賃相場 55000円

■地方都市C=38000円(水道代込!)
      8畳、3畳Kの1K 風呂トイレ別
      ※近隣家賃相場 43000円

■地方都市D=71000円
      6畳・6畳・8畳DKの2DK 風呂トイレ別
      ※近隣家賃相場 85000円
 (ちなみにこの部屋は、85000円で賃貸に出されていたのを
値切りに値切って、71000円で借りました!)





地方都市Dの時には、結婚を視野に入れていたので
敢えて広い部屋を借りました。
(敷金礼金は会社持ちなので、家賃さえ抑えれば
 良いのです)

※の近隣家賃相場は、私の前任や後任が借りていた部屋の
 家賃や、賃貸相場を鑑みての金額です。



では、ここから部屋の借り方のテクニック公開。
(あくまで私流なので、真似を推奨しているわけでは
 ありません。興味本位でお読みください)



私の部屋の借り方は、イヤラシさ満開です笑。


まず、不動産屋さんに行くと色々記入しますよね。

希望の広さ、駅からの距離、風呂トイレはセパレート
部屋は2階以上、アパート、ハイツ、マンションか
築年数は○年以内、とか、、、色々。


そしてそこは思いっきり高めの希望を書きます。

でも、「家賃」の欄は思いっきり低く書くんです。

例えば、A,B,Cの時は「35000円以下」くらいに。
確かDは65000円って書いたはず。

これを見て、不動産屋さん苦笑い。
この子は世間を知らないなって感じで見られます。


そしてはっきり言って、物件自体がないです。
そんなことわかってます笑。
でも、敢えて知らない振りして書くんです。

すると、不動産屋さんて、35000円を下限にして
35000円~45000円くらいまで、幅のある部屋を
5件ほど見せてきます。
まあ35000円はほぼ無いので、38000円~が
多くなります。

そこでこう言います。
「う~ん、もうちょっと色々無いですか?」と。

駅までの距離ももう少し広げてもOKです。
バストイレもセパレートにこだわりません。
築年数は、20年以内までなら許容範囲です。

こう告げると、あと5件くらいはまた
物件を出してくれます。

10件~15件くらい見れば、だいたいの感じが掴めます。

その中でピンと来たものを4件くらいに絞って
見に行きます。

これで相場よりも安いお部屋を探すことができます。




ポイントは家賃欄に素直に出せる金額を書かないこと。


不動産屋さんは仲介手数料で生計を立てています。

なので、少しでも売り上げを上げるために、
家賃欄の金額を最低ラインとして、それより少し上のランクの
お部屋を勧めてきます。

人間誰だって、設備とか築年数とか新しい方が良い。
だから、実際にそういうお部屋を見ちゃうと、家賃が
5千円高くなっても「まあ、いっか」と言う心理になって
借りてしまいがちなんです。


分譲マンションのモデルルーム見たら、自分に不相応でも
欲しくなっちゃいませんか???
(心当たりある人多いはず(*^_^*))


人間の心理を突いて不動産屋さんは罠を仕掛けてきます。





Dの物件を借りるときの不動産屋さんがこんな話をしました。

低めの家賃を書いた私に向かって
「部屋を借りる時のコツは、予定家賃より高めの部屋を見た方が
良いですよ。理由は、高めの部屋をみて、設備とか確認したら
それ以下の部屋は、その後見たら、ランク落ちるけど自分の
妥協できる設備の最低ラインが見えてくるんです。
だから最初は、ちょっと良い部屋見て、その後安いのを見て
自分がどういう暮らししたいのかを具体的にイメージ
するんですよ。そうすれば、目が肥えてくるでしょ?」


ですって。

私は「へ~そうなんですかあ、なるほどぉ!!!」と
驚嘆したように返答しましたが
内心は
「そんな営業トークに引っかかるわけないでしょ笑」と
まったくスルーしました。

田舎から出てきて初めて部屋を借りる若者は
こういう意見を聞くと「フムフムなるほど」と
高い物件見て、夢を膨らませちゃうんだろうな、と
思ってしまいました。


こうして私は、長期間に渡って家賃を抑えてきたことで
固定費削減を実行してきたのでした。

今となっては、風呂なしアパートで、スポーツジムの
会員になって風呂代浮かせても面白かったなあ、なんて
ふと思っちゃいます。

ちなみにB,Cのの時は実際にスポーツクラブに入会して
お風呂代を週3日くらい浮かせていた実績はあります笑。

どの家計診断でも、「固定費の削減は難しいけど
そこにメスを入れたら効果は大きい」と
当たり前に書かれていますが、その固定費削減に
真剣にメスを入れる人って、少ないなあ、というのが
実感です。


長期スパンで考えて、「家」「保険料」「車」に
手を入れれば、家計は劇的に変貌を遂げます。


これから引っ越しや家購入、車購入を控えている
方がいたら、心よりエールを贈ります!

ちょっとした見栄、虚栄心で今後の人生が大きく
変わる可能性があるんです。
ぜひ、大きな決断の際は自分一人で決めずに多くの
意見を聞くことと、長い目で人生を考えることを
お勧めします。



長い長い文章にお付き合い頂き、恐縮です。











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