中国の明清時代の建物(宮殿や寺院)の屋根には「神獣」という魔除けの飾りがついています。先頭は「騎鳳仙人(鳳凰に跨った仙人)」、最後に火よけの意味をなす「旁吻(口を開けた魚)」、その間に神獣が数体並びます。この神獣の数は1、3、5、7、9(最高10:紫禁城の太和殿)と建物の格(等級)によって違ってきます。何ともユーモラスなこれらの走獣たち、これらは皇帝の地位を表わし、魔除け・火よけの意味を持つそうです。
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