ニホンスイセンはヒガンバナ科スイセン属の、日本では古くから親しまれてきた房咲き系スイセンです。一本の茎に芳香のある花を房のようにつけるのが特徴です。副冠(花の中心の部分)は黄色ですが、他の花弁は白色です。ホンスイセンの花言葉には「自惚れ」「自己愛」「報われない恋」というものがあります。
黄色のスイセンの花言葉は「もう一度愛してほしい」「私のもとへ帰って」「愛に応えて」です。こちらもギリシャ神話が由来です。「私のもとへ帰って」は、冥王ハーデスに嫁いだペルセポネを思い、母親であるデメテルの気持ちからつけられたとされています。 また「もう一度愛して欲しい」「愛に応えて」は、ペルセポネの愛を掴めなかったハーデスの思いが由来と言われています。
イタリアでは3月8日を「FESTA DELLA DONNA(フェスタデラドンナ)=女性の日」とし、 男性から普段お世話になっている女性に旬のミモザをプレゼントする風習があり、3月8日は「ミモザの日」とも呼ばれるようになりました。ミモザの代表的な花言葉は「感謝」。ミモザは、3月8日の「ミモザの日」(国際女性デー)で女性に贈られるシンボリックな花ですね。