第六回山岳グランフォンドin 吉野レポート その2 激闘編です。
その1からの続き。
コース図はこちら。
足ノ郷への上りが始まったとたんに、ものすごい激坂でした。
bonbaiさんに伺ったとおり、時速も一桁。
ダンシングで唸っている方もいます。
そして大粒の雨が降ってきました。
枯れ葉の上では、何度も踏み込んだ時に後輪がすべりました。
ここはとにかくしんぼうしてゆっくり登るしかありません。
前を見ると、ほぼ全員が歩くような速度で、一漕ぎ一漕ぎ登っていきます。
こんなに大勢のローディーがそろって唸りながらのろのろ上がっていく光景はちょっと他では見れません。
一人だったらすぐにリタイアしているところです。
モトリークルーのジャージを着たローディーが「うっ」と言って自転車を降ります。足が攣ったようです。
まったく休むところがありません。
途中でボランティアの方か、飛び入りかインド系のローディーのにんさんが「がんばって!!」とにこにこしながら挨拶してきました。吉野の山中に突然現れたのでちょっとびっくりながら、元気をもらいました。
さて63K地点、足ノ郷(963M)の点給水ポイント(2)になんとか到着。
これはうれしかったです。
ずぶぬれですが、雨のおかげで暑さを感じず、救われました。
給水所で間違えて「かぶり水」を飲んでいる人がいました。大丈夫だったのでしょうか。といってもその辺の山水らしいので、水道水よりもうまいかもしれません。
バナナを補給し、レインウエアを着て下ります。
さてここから川上村へ入り、R169までダウンヒルです。
ここがまた、悪路でして...
穴に石、砂、枯れ葉、そして雨。
+カーブの連続。絶対スピード出せません。
ブレーキも雨で滑ってききません。
フルブレーキしっぱなし。手や肩がぎしぎし痛んできました。
山間部にキーーーというブレーキ音が響きます。
あまりにブレーキしすぎて、ブレーキシューの焦げるような匂いが。
リムを触るとものすごい熱をもっています。
しばし、休憩。
その後、リアのブレーキの効きは悪くなったままでした。
神経使いっぱなしでしたが、、パンク、落車もなくR169までおりて、ほんとにホットしました。
吉野川沿いのR169はひさびさの良好な道です。
いっしょに下りはじめたbonbaiさんははるかかなたへ。
一生懸命追っかけますが、単独になりスピードもあがりません。
76kの給水ポイント(9)では、bonbaiさんが待っててくれました。
五番関の関門タイムアウトまで後1時間30分ということで、ふるまわれた地元の天然水のペットボトルも軽く口をつけただけで、すぐ出発しました。
最高地点1014Mまで10数キロ登りますが、足ノ郷よりは傾斜がきつくなく、また少し平坦で休める地点もありますので、たまに時速15キロが出るなど、比較的良いペースで上りました。
抜きつ抜かれつ、後2キロ看板あたりから一人旅になり、ちょっときつかったです。
2キロ以上あったような....
ほんとに関門あるの?というところで突然、関門現る!!
ぽちっとクリアのシールをナンバープレートに張ってもらいました。
12時30分過ぎ。無事関門クリアー。
ここで87キロ。後、半分くらいありますが、700,900,1000Mと3つの大きな峠を越えてきましたので、「あとはラクショーでしょ!!」とbonbaiさんと関門通過の達成感に浸ってました。
しかし、この後もまだまだ山岳コースが、チームユキスケーノ山岳部のわれわれに牙をむくのであった。
その3 感動の(?)完走編へ続く。
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本当、厳しいコースだったんですね。
先日蒜山メディアフォンドはしりましたが、雨の
下りはびびりましたね。
何人かは、落車してましたし…
山岳部は鉄人ノリダーさんにお任せして、
宴会部で頑張ります(笑)
ご訪問ありがとうございます。
当然、私も宴会部ですがな。
ぜひ、来年はジャニさんも!!
のりだー
しっかり記録してますねー、
オイラは登りでカメラ撮る余裕ないです。
こんな所イベントでないと走れないですよね、
ほんまにヘタしたら遭難するのでジャニさん来年は是非参加を!
ブロガー魂で..で撮りました。(笑)
ほんまの山の中ですよね。
足ノ郷でブヨにさされたところ(足+ケツ5か所)、結構悪化しております。
GF福井でジャニさんがさされたのと同じ?
hello1956さん
一人なら速効でリタイアです。(笑)
のりだー