なにわノリダーのぬるい自転車日記

ロードバイクTREK DOMANE / 520、で大阪、シカゴ、つくばを走る。

ポンポコ山じゃなくってポンポン山

2008-08-31 20:42:08 | 自転車

今日は以前走った箕面ー高槻ルート

R43を登り、右折しR4を箕面ダム方面へ、高山公民館をすぎてR423にぶつかったら右折しR423を北上、コンビに前で右折しR109を茨木方面へ、左折してR43を亀岡方面へ、右折してR46を南下しすぐに左折してR733を田能方面へ、右折してR6を南下して高槻市街へ、その後西国街道で豊中へ。

76.6km ave 17.8km/h

はTりさんと6時に牧落の交差点で待ち合わせて、山岳コースを走りました。とにかく、このコースはアップダウンしかありません。

昨日の酒が残っているのと、夏の疲れが出たのとでいまいち前半は調子が上がらず、はTりさんとダビングしてもらったツール総集編の話をしながらのんびり登っていった。

途中の道は以前紹介したのでスキップしますが、登って下り、登って下りで、修行僧の気分であります。

さて、高槻田能のR6から10km近くのダウンヒルに入って40km/hでかっとばしていたわけですが、ふとポンポン山の看板が目に入ったのが運のつき。

8.8km 標高670mと書いてある。とりあえずまだ足残っているし、8時半だし、様子見ですこし走る。沢山のご年配の方が散歩しているので、おばさんに自転車で行けますか?と聞いたところ「大丈夫、ちょっときついけど、行け行けーーー」と言われたので、じゃあ行くか、ということになる。

人生においても、重要な決断の理由は他人の無責任な(なにげない)一言であったりする。

走り出すと結構な坂、はあはあいいながら竹林を登る。



そうこうしていると前方にこの激坂を登っているままちゃりのおばちゃんが!!いきなりアッタクするオレ。おばちゃんにオレを追走する足は残っていなかった。完勝である。
おばちゃんは、ソウルオリンピック100Mでベンジョンソンに抜かれた瞬間のカールルイスのように驚いていた。

で道はというと、、、、、、



4km越えるととんでもない激坂へ。



挙句にダート。押しが入ります。



でもなんとか山頂付近の本山寺へ。結構ご高齢のハイカーの方がいらしゃいました。

ここから山頂までは2km



しかし、ここからホンマもんの山道。ちょと走ると木の階段が出て来て、万事休す。



帰りは残暑厳しい大阪にあって、木陰の下り道は涼しく快適でした。

いつかリベンジするからなあーーー。待ってろポンポン山。(山頂でなんかを踏むとポンポン言うらしいですぜ。)

11時に帰宅。早起きした甲斐があり、いい運動になりました。

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ユキスケさんpresents 灼熱ライド

2008-08-30 22:03:10 | 自転車
お待たせしましたーーーー!!ユキスケさんpresents 灼熱ライドのレポートです!! とゆきすけさん風の出だしですが、はや2週間前、お盆休みの最後の土曜日、ユキスケさんのお誘いでたのくるいいツーリングへ行きました。



このGAIANTですが、今回参加した飲み友達のじゃにさんの新車です。ジャニさんは先月しっしょにユキスケさんの店ユキスケーノへ行ったことから、以前乗っていた自転車熱が再燃し、自転車を買ってしまったのです。さらに後日、ジャニさんはゆきすけんさんのとシルベシトで、SPDペダルも購入。ローディーの道まっしぐら。今までの最長走行距離7キロ(?)位というところから参加です。

なにわ自転車道を走り出すと、ゆきすけさん、keyさんははるか前方に飛んでゆくき、僕が前、初心者のじゃにさんとこれまた初心者ノムジュンさんの後ろを百ちゃんさんが固めるという展開。追い風でかなり快適なので、23km/hくらいで引く。しかし、たまにおらおらーーと40km/hくらいでアタックし、集団に揺さぶりを掛ける。(初心者相手に揺さぶりかけとどうすうねん!?)

淀川に出てからは、ユキスケさんの引きで集団走行。先頭のゆきすけさんからは「犬!!」 「犬のうんこ!!」など的確な指示が出る。枚方までの道は追い風に乗って強烈に痛快だった。



これから往路はかなりの向かい風で、ホンと厳しかった。しかし、途中から合流したbonbiさん、ゆきすけさんの引きに助けられた。



プロトンは矢倉緑地を目指す。途中でゆきすけさんいわく、ローディーの聖地、「矢倉緑地の狭いトンネル」を通過。五番関トンネル、行還者トンネルは制覇していたが、近所のこのトンネルは初めて。いやはや大変でした。



向かい風に苦しめられながらも、真っ青な空の中、爽快な道を走る。矢倉緑地の周りはウインドサーフィンの人でいっぱいだった。まあ、それくらい風が強かったってことで。

この後、このレイパンぴちぴち集団は、ガストで昼食。当たり前のように、人の少ないテラス席へ追いやられる。このとき、ゆきすけさんの足が攣って「生ピキ!!」を拝見。

この週を境に、大阪の暑さも峠を越しました。2008年夏を締めくくる灼熱ライド、楽しかったです。

75.1km ave 20.1km/h

しかし、いきなり7キロから70キロに走行距離を伸ばしたジャニさん、恐るべし。帰り間際、ちょっと目が泳いでいたけど。お疲れ様です。

明日は、箕面山から高槻方面へ山々サイクリングへ朝錬します。!!(もうビール3本飲んでるけど.....)ちゃんと起きろよ、オレ。

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久々の箕面山

2008-08-24 21:48:58 | 自転車


昨日の雨の間、お盆休みやらなんやらで、久々に(1ヶ月弱)箕面山へ。
ちょっとしか時間がなかったので、高山公民館まで走った。やはり、はじめの団地の登りはいつ走ってもこたえる。

しかし、ずいぶん涼しくなったもんだ。稲の穂もずいぶん実っている。夏も終わりか。飲み物も持ってこなかったので、出店でトマト10個くらいで100円を買って、マリアの泉でちょっと冷やして補水をかねて食べた。山水も結構冷たくなっている。(そういえば、ここでお尻かなんか冷やしていた人いなかったっけ??)

高山の公民館からちょっと霊園の方に上ってみた。



結構な登りでした。途中、ハイキングの外人に「がんばって」と励まされる。霊園の中はバス停もあって、阪急バスが走っていた。ゴルフコースの方へも行って見たかったが時間がなく、帰路へ。どこかにつながっているのかなあ。つながっていればコースのバリエーションも増えて面白いのだが。



夜はただ券があったので、雨の中ガンバ対ビッセルの試合を見た。結構な値段したゴールドウインのサイクルレインウエア、すぐに腕と太ももにしみこんで来た。乾きは早いけど、やはり1万円ケチったのが大きい。ゴアテックスにするべきでした。まあサイクリングではなんとか使えているけど。試合は終了間際にガンバが追いつかれて引き分け。しかし、ガンバの遠藤を絡めた得点はすばらしかった。

家に帰ったらどしゃぶり&雷。日曜の朝錬はあきらめてビールを飲む。



グースカグースカ、寝坊して起きたら、快晴。あちゃーーー。
遅い朝飯兼昼飯は、尾道の親戚が宅急便で送ってくれた尾道ラーメンの名店、「しゅうさん」こと朱華園のラーメン。店で出している麺、スープ、具をそのまま持ち帰れるやつで、地元の人用なのだ。まさに、店で食べるそのままなのだ。もちろんうまくないはずもなく、2人分をがんがん食べて、スープも全部飲んだ。満足、満足。

なんか中途半端な日記風になりました。来週は早起きして朝錬するどーーー。

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2008 オリンピック

2008-08-23 22:36:27 | 自転車


ハTリさんは最近行われた海外のロードレースのビデオをダビングしてくれる。
これがまったくもって面白い。

欧州のロードレースで一番目立っているのはCSCだ。このチーム、いつも誰かが先頭を走ったりして、さらに優勝争いにからむ。しかし、ツールドフランドルではカンチェラーラが最後のスプリントで負けたり、ツールドスイスでは先頭を走っていたシュレクが崖から落ちたり(でも完走)、、とにかく目立つのだ。CSCのチームからの支持は「目立て」と言うことだけだ、断言していたのだが、ツールドフランスではサストレが勝ってしまった。

ハTリさんがくれた2008年オリンピックロードレースでもCSCは活躍していた。

レースは、スペインチームのツール優勝CSCサストレが先頭を引き、さらにジロ優勝コンタドールが引くという豪華な展開。

終盤はやはりCSCのアンディー シュレクが中心となり3人の先頭集団を形成し、ほぼ3人でメダル決定かと思いきや、第三集団からCSCのカンチェラーラがひとりで飛び出し、「おらおらーーー」と第二集団を引いて、最後は6人のスプリント。
スペインのサンチェスの優勝、スペイン勢、今年3冠となる。
カンチェラーラはちゃっかり銅メダルになり、あれだけ先頭集団を引いたシュレクは5位と、なんともCSCらしいい目立ち方。いやはやお見事である。

日本勢はというと、はじめにちょっと写ってそのまま、まったく写らず。解説があの競輪の中野浩一なのもなかなかシュールであった。アナウンサーもどうも競輪出身ぽかった。

でも、とにかく予想外に面白かった。

それにつけても野球の情けなさ。しかし、もともと日本チームはプロの集団だ。かれらの本業そして生活費を稼いでるのはプロ野球であって、実際オリンピックはまったく関係ない。去年のWBCは、プロ同士の戦いだし、かなりの選手はプロとしてメジャーへの売り込みというモチベーションが高かった。

はっきりいって、メジャーの参加しない今回のオリンピックの金メダルはトッププロとして純粋に考えて価値が低い。この結果はしょうがない。もし、2軍のプロ選手を出していたほうが良い結果が出ただろうな。

結局、オリンピック野球の結果なんてあまり意味がないのだ。しかし、3敗の岩瀬やエラー連発のGG佐藤、星野監督、そして広島ファンとして山本浩二と大野などにのしかかる暗澹たる気持ちを考えると切なくなる。

女子ソフトや男子400Mリレーこそ、オリンピックらしく感じる。必死でやりながらも悲壮感がない。されどオリンピックたかがオリンピックである。


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お盆自転車散歩②

2008-08-19 21:41:52 | 自転車
お盆休み帰省にKUOTA KHARMAをもって帰り、近所の広島空港周辺の山をちょっこと走った。その2です。毎日ちょこちょこ走ったところを脈絡もなく書きます。ダイソーで100円で買った広島県地図を持って走ったが、結構役に立った。



空港そばを流れる沼田川沿いに、天然水の給水所がある。前はただだったのだが、今は100円20Lとなっていた。とりあえずのめるだけ飲んで、ボトルにくむ。



沼田川は50cm-1mの岩がごろごろする渓流になって、組合員という腕輪をしたおじさんが数名長いさおで魚を釣っていた。ここで、ローディー1名とすれ違う。



沼田川沿いを河内駅で離れ、椋梨川沿いに北上すると、白竜湖につきます。ここは中学校の時に遠足できたなあ。帰り、陸上部(ぼくは駅伝の時だけ、助っ人出場)
は学校まで走って帰るというバツ(トレーニング??)があった。



白竜湖沿いは車の来ない道路が続いています。



ここから東、久井方面へ。ここは向かい風でアップダウンを繰り返しながら登るというかなりきついコースでした。田んぼの稲が元気に育ってます。
この後、自転車が高速で走った軽自動車の風で1M下の田んぼに落下。サドルが1/4泥だらけになった。家でタオルで拭いたが汚れ落ちず。しかし、自転車大丈夫か??
この後、2キロほど走ったところで、サイコンがないのに気づく。また。自転車が落下したところに戻って、田んぼの中から発見。この道は鬼門だなあ。



別の日、尾道の千光寺公園へ。因島を望む。有名画家写生場所と書いてある。結構観光客もいた。バイクのツーリングの人も数名いたが、ちゃりはぼくだけだった。

まあ、なんのかんので、盆休みで210キロほど走り、毎夜うまいビールが飲めた。
めでたし、めでたし。

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お盆休み自転車散歩 広島県立中央森林公園

2008-08-17 13:03:17 | 自転車
お盆休み帰省にKuota KHARMAをもって帰り、近所をちょこっと走りました。

広島空港の広島県立中央森林公園の周回には、自転車コースがあります。今年は、
6月1日に第11回全日本自転車競技選手権大会ロードレースが開催され(この大会は北京オリンピック代表選考基準となる最後のレースだったそうです。)、インターネットで調べると結構有名選手が集まってたようです。



山の頭を削って作った空港なので、公園までえっちらおっちら急坂を登らないといけません。ここまででいい運動になります。



案内所でコース図を手に入れると、健脚コースというのがレースのコースで、1週13キロほとんど平地なし、ということがわかりました。
レンタル自転車のところで、自転車持ち込み料100円払い、名前を書いてなにやら黄色い腕章をもらいました。(山の中だから事故った時の対策か)初めてだというと、音声ガイダンスを聞かされます。要は一方通行ななので逆行するなということです。



はじめはファミリーコースを走ります。



ちょっとに広い道になってここから健脚コースへ。



しばらく登ると突然広いモーターレースのホームストレートのような場所に出てきて、ここがレースのスタートーゴール地点になってます。



このスタート地点の周りは広い芝生になっていて、向こう側は広島空港の滑走路です。



この後道は、自動車2台分位の狭さになります。軽いアップダウンを繰り返しながら、カーブの連続です。路面がとてもよくて、しかも対抗車がないのでがんがんカーブを楽しめました。



ところどころカーブには、激突防止用の黄色いクッションがおいてあり、至れり尽くせりでした。



滑走路のすぐ脇には、金網でできたトンネルがあり、ここから東側へ開けた景色が一望できます。



この橋から先は貴重な平坦コースで、気持ちよく踏み込めます。



終わり近くに劇坂があります。しかし、ハンドルにつけた黄色い腕章がまぬけだなあ。



激坂を登ると、滑走路が一望できる展望所がありました。ほんとにロードのスピードとコーナーリング、上り下りを楽しめる爽快なサイクリングロードでした。もう一周したかったが、19時閉園ということで帰路に着きました。今日は18時に来たので他のローディーには遭いませんでしたが、案内所で来月ロードの走行会があるのでどうですか、と誘われたので普段は結構お仲間がいるようです。



がーーと下って夕暮れで涼しくなった沼田川沿いをがんがん走りました。約7キロのほぼフラットな道で気持ちよくかっとばせます。いわゆる一つの人生における幸せの形だなあなどと思いました。


50.1km 平均時速21.7km

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おやじの夏休み 紀伊半島横断⑨

2008-08-15 22:14:04 | ロングライド
いよいよ最終日

紀伊田辺から和歌山へクリックすると地図がでて来ます。

R42は路肩が少なく、交通量もあるので早起きして、車の少ないうちに走り出した。御坊市からはR42を離れて海岸線を行くので、そこまではとにかく必死で漕ぎ続けた。



しかし路肩がないので、常にバックミラーで後ろをケアしながら走る。トラックなんかが来るとたまには停まって端にぴったりついてやり過ごす。



R42をおさらばし、R188に入ると煙樹ヶ浜には長い松林があり、とても涼しい。



松林を抜けると、キャンプ場があり綺麗な砂浜があった。



R186で日の岬を目指す。気持ちよい道が海岸線を走っているのだが、まさかと言うか、岬はあの山の向こうなんだろうな。



激坂の途中には別荘地があった。でも余り人気がないような..朝っぱらからかなり汗をしぼり日の岬到着。朝からきつすぎ。



日の岬から地球は丸いぞーーという見渡す限りの海。



国民宿舎があり、番犬なら番ヤギがこちらに近づいてくる。いい感じの角もあってちと怖かった。



ややぼーぜんと。



アップダウンの続くR24を走ると突然、白色の大きな岩の一群が現れた。ほんとに不思議な光景だ。



白崎海岸です。ここはホンと来て良かったです。



大きな岩の塊が2つあります。



岩山の上は、公園になっていて、売店、バンガロー、ダイビィングショップ、レストランまである。



R42に戻るとまた命がけのツーリングとなる。路肩の狭いトンネルが続いた。命が大事なので、そんなトンネルでは車が来たらおりて壁にはりつく。そしてやっと和歌山市のマリーナシティ、市街地が見えてきた。

ここから羅10キロ弱はのんびり凱旋走行。やったなあという充実感がふつふつと沸いてくる。



三時前に和歌山駅にゴーール。やれやれという顔してるなあ。
特急に乗って快適に大阪へ。
帰って飲んだビールはうまかった。

509キロ 平均時速 17.5KM 走行時間 29.0h(!!)

(おやじの夏休み 完)

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おやじの夏休み 紀伊半島横断⑧

2008-08-15 21:21:13 | 自転車
3日目の続き。
この日の経路はクリックすると出てきます。
串本から紀伊田辺へ





潮岬周辺のR41から太平洋を望む。波の迫力と水の青さが並ではない。



潮岬のある半島の付け根から串本の海岸を望む。



枯木灘の海岸は、入り組んでる部分があって、漁港になっていた。



日陰をみつけて、名物「めはり寿司」でエネルギー補給。しかし、暑かった。



こんな感じですこし入り組みながらの海岸線です。



ソテツの並木。結構でかいです。



海岸に降りて迫力ある並みの音を聴きました。



トンネルをパスし旧道を走ると、断崖の海岸が見えた。磯釣りをしている人が多いらしく、高波注意の看板があった。



日置トンネルを越えたところで、休憩。この海岸のすぐそばに、リバージュスパひきがわと言うこじゃれた温泉があり、そこで汗を流した。



今日はあまりアップダウンがなく、余裕なのだ。1時間ほど温泉につかった。太平洋がすぐ目前にあり、露天風呂もある。pH10のアルカリ泉で30℃ちょっとの賭け流しの源泉風呂がひんやりして最高だった。

R42をこのまま紀伊田辺へ。宿に着いたとたんに雷に大雨。TVを見ると大阪も大雨だ。さっきまで走っていたところも大雨らしく、串本-周参見間の電車が運休になっていた。信じられん。なかなか運がついている。しかし、最終日の予報は良くなく、半分紀伊田辺からの輪行を覚悟して、ビールを飲んだ。

3日目 119km 合計 374km 平均速度 17.3km/h

(つづく)

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おやじの夏休み 紀伊半島横断⑦

2008-08-06 21:53:12 | 自転車
このシリーズも⑦になってしまいました。うちのPCがぼろいので、写真が多いと貼り付ける作業だけで結構時間をくってしまいます。
そして旅も3日目に入りました。
この日の経路はクリックすると出てきます。
串本から紀伊田辺へ 



朝6時前に起きた。今日は涼しい早朝から走りたい。宿のデッキから日の出が見えた。早々に出発しようとチェックアウトしようとするが、宿の人が誰も起きていない。



しょうがないので、しばし宿の前の岩の浜を散歩。海面とかなり近い、波が押し寄せる岩棚に座ってしばしのんびりする。

7時前におばちゃんが起きてきて、チェックアウト。がんばってと、外まで見送りに来てくれて出発。すでに暑い。



R42を10分ほど串本へ向かって走ると、橋杭岩が唐突に現れた。とんがった岩がずらっと並ぶ景色はちょっとそこら辺にない。



今日のメインイベント潮岬の前に、くしもと大橋を渡って紀伊大島の東端を目指す。
ここからまあアップダウンが激しく、さらに眺望もなく、朝からなかなかきついツーリングになった。天文台かと思ったら航空自衛隊のレーダー基地だった。すぐそばに官舎もある。ここから太平洋を監視しているんだなあ。ご苦労様です。



樫野埼灯台(日本最古の石造り灯台)に到着。民宿や観光客相手の店があるが、早朝なので観光客は誰もいない。大して景色も良くない。またあのアップダンを帰るのかと思うとうんざり。基本的にいつでも走る時は同じ道を走らないようする。今回は一本道なのでしょうがない。奥の手でWALKMANでGARNET CRAWのBESTを聴きながらのんびり引き返した。普段はもちろん危ないのでやらないのだが、ほとんど車もいないしご勘弁を。



R40からR41へと潮岬を目指す。ちょっとした登りもありながら5キロ弱で遂に本州最南端潮岬に到着。



良くぞここまでたどり着いたという充実感あり。潮岬からの太平洋は格別の眺めでした。



海の青さと波の荒々しさ、音、岩の雄大さは本州最南端ならではと思わせるものがあった。

(つづく)

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おやじの夏休み 紀伊半島横断⑥

2008-08-05 21:39:21 | 自転車
2日目のさらにさらに続き
尾鷲から串本(クリックすると簡単な地図がでます。)



七里御浜の海岸で、泳げはしないが足だけど太平洋にとはだしでちょこと浸かって写真を撮ってたら、どかーーと波がきて太ももまで水浸しに。まあすぐ乾くからいいけどね。



R42の熊野川にかかる大きな橋を渡ると、三重県から和歌山県新宮へ。ここでこのたび2人目のばか者、おやじローディーとすれ違う。街中に入りほんとに酷暑という感じで、そんな中走ってしまうという馬鹿ぶりにお互いに苦笑いして手を挙げた。

熊野速玉大社にお参りし、このたびの無事やら家族の健康やらお金持ちになりますようにとかなにやら、いっさいがっさい願いして、出発。



酷道R42にあって唯一のほっとできる場所、歩行者専用トンネル。トンネルの中はまさに天国だが、もう暑さも限界に達し、スーパーで氷を買って、ちいさなビニール袋に氷嚢を作って頭を冷やしながら走った。残った氷は自転車にビニール袋で縛り付けて走った。もちろん、公園などの水道が使えるところでは水を頭からかぶり、首に巻いたタオルも濡らして、それで顔を拭き拭き走った。

この辺が一番きつかった。30分ほど公園の木陰でねころんだ。なんとか復活し、はではでな朱色の那智の駅に着く。那智の滝は見たかったが、とても10キロののぼりをこなす元気がなく、次回にとっておく。



4時過ぎれば涼しくなる、、、と思っていたがぜんぜん涼しくならない。穏やかな太地町の海岸。太地はくじらで有名らしいが、鯨を食べる時間も金もなく先を急いだ。



6時になりようやく涼しくなり、この旅初めて力を入れて漕いでみた。時速25から30キロ弱で、気持ちよい夕暮れの海岸線を巡航した。のんびり走る地元のおじいさんの原チャリに引いてもらったりしながら、串本の手前数キロの今夜の宿に7時に到着。12時間もかかった。大変な一日だった。

今日は123キロ 合計 255キロ 平均時速 17.3キロ

宿でシャワーを浴びて、短パンにTシャツに着替えるとほんとにさっぱり、リラックッスして、ああ今日もいい一日だったなあなどと思う。

宿の目の前はすぐ海で、紀伊大島が見える。

ご飯を予約してなかったのでビールと食べ物を買いに行く。回りは真っ暗だが、ずいぶん先に大きなスーパーの看板が見えた。そこまで行ってみるとなんとホームセンター。なにも食い物がない。。。。。どっと疲れた。それから引き返してなんとか小売り店を見つけた。結局そこでカップラーメン、缶詰、ポテトチップス、ビールをゲットとしてなんとか飯にありついた。

宿のおばちゃんが声をかけてくれて、自転車を玄関に入れてくれた。

夜ベランダから空を見るとあれまーと言うくらいの星が見えた。(つづく)

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