Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

12月2日の玉川上水

2016年12月07日 | 東京

 先週の金曜日に撮影した玉川上水の紅葉。一週間前にもだいたい同じ場所で撮影した写真にくらべると1週間であっという間に紅葉が進み、もうその時期も終わりろうとしています。光塾のワヤンの季節はちょうど紅葉の終盤なのです。
 私はこの道は「きれいだな」なんて思いながら歩くだけですが。実は、玉川上水沿いに住む方々はこの時期たいへんです。というのも大量の落ち葉が、公道だけでなく自分の家の中にも大量に降ってくるからです。この時期、道を歩くとあちらこちらで落ち葉をはく人たちの姿を見かけます。「ありがとうございます」の一言です。紅葉は自然現象なのですが、それを美しく見せるのためには、人の力も必要です。掃除や管理をしてくれる人々がいて美しい紅葉が成立するんです。
 時々そんなことを忘れて身勝手なことを言う人たちを見かけます。しかし今一度、それを支えている人々のことを考えなくてはなりません。今や自然は誰のものでもない、なんて絵空事なんです。