Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

第13回浜名湖フォークジャンボリー

2016年09月25日 | 浜松・静岡

 昨日と本日、第13回浜名湖フォークジャンボリーが開催されている。7月に大学で高石ともやさんのコンサートを開催したとき、このイベントの事務局の方々にはとてもお世話になったこともあり、ご挨拶も兼ねてフォークジャンボリーに出かける。あいにく今日は朝から雨。午前11時くらいから小雨ではなく本格的な雨になってしまい、あいにくのお天気。会場は浜松市からちょっと離れた浜松ガーデンパークなので、お客さんはいるのかしら、と思いながら午後1時半頃に会場に到着。
 いやいや、本当に驚く。会場はもう座る場所がないくらい観客でいっぱいである。たぶん5、600人はいるだろう。年齢層はほとんど私より上の世代。もちろんフォークが青春の世代のはずだ。知っている曲があれば口ずさみ、手を高くあげて歌とともに動かしたりと観客は年齢を感じさせないほど生き生きと音楽に向かいかっている。演奏だけでなく、そんな観客に圧倒されてしまう。
 フォークはいわゆる団塊の世代の音楽だ。たぶん観客のほとんどは定年か定年間近なのだろう。若い頃を思い出し、そんな時代に戻ったように友人、夫婦と楽しむ姿。まさに音楽は生きる力だ。そんな姿に心を打たれながら、来年度に企画する「音楽の力」について考え始めた。「生きる」というキーワード、なんだか面白いような気がするな。