Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

S先生への預かりもの

2010年01月28日 | 
 バリで調査を続けながら一時帰国した博士課程のゼミの学生が、これまたバリで調査中の博士課程のゼミ学生から託されて、バリのガムランの音律研究に取り組むS先生への本を預かりました。ちょっとわかりずらいですね。(S先生、今日、本を送ります。)
 ゴング・クビャルというガムランについては、歴史、その楽器や音楽の変遷についての大きな研究というのがありそうでないという現状でしたが、とうとうバリ人の研究者(北部バリ出身)により、この編成の発祥地ブレレン地域のゴング・クビャルに関する研究が刊行されました。約400頁の大著です。

著者:Pande Made Sukerta
書名: Gong Kebyar Buleleng: Perubahan dan Keberlanjutan Tradisi Gong Bali
出版地:Surakarta
出版社:ISI Press Surakarta
出版年:2009
頁数:xxiv, 389p.