谷崎潤一郎の作品をまた読んだ、作品名は「細雪」です。「上中下」の3巻から成る長編小説で読破するのに3週間かかりました。
あらすじはざっくりと述べると、関西の上流階級の3姉妹の物語で、分家した既婚者で娘のいる次女の幸子が主人公で、30歳過ぎで良縁に恵まれず結婚できない雪子と職を身につけながら自由恋愛する妙子を扶養する彼女(幸子)の苦悩を描いている。どこまで真実かわかりませんが芝居観賞、花見など昭和初期の関西の上流階級の生活ぶりかよくわかった。また器量がいいのに選り好みしすぎでなかな嫁に行けない雪子を読んでいくうちに気の毒に感じた。反面自由奔放に生きる妙子に凄さを感じました。
最後はハッピーエンドらしく終わるが、最後のシーンがスカトロぽっく、妙子が赤痢で苦しむ場面でもその描写があり谷崎潤一郎はその趣味があるのではないかと思いました。
長編小説にしては飽きがなく場面が富んでいるのですんなりと読破出来ました。まだ彼の作品は2冊目なのでしばらくはまってみたいと思います。
あらすじはざっくりと述べると、関西の上流階級の3姉妹の物語で、分家した既婚者で娘のいる次女の幸子が主人公で、30歳過ぎで良縁に恵まれず結婚できない雪子と職を身につけながら自由恋愛する妙子を扶養する彼女(幸子)の苦悩を描いている。どこまで真実かわかりませんが芝居観賞、花見など昭和初期の関西の上流階級の生活ぶりかよくわかった。また器量がいいのに選り好みしすぎでなかな嫁に行けない雪子を読んでいくうちに気の毒に感じた。反面自由奔放に生きる妙子に凄さを感じました。
最後はハッピーエンドらしく終わるが、最後のシーンがスカトロぽっく、妙子が赤痢で苦しむ場面でもその描写があり谷崎潤一郎はその趣味があるのではないかと思いました。
長編小説にしては飽きがなく場面が富んでいるのですんなりと読破出来ました。まだ彼の作品は2冊目なのでしばらくはまってみたいと思います。
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