ななごの部屋(リウマチとともに)それから

リウマチとともに歩みアクテムラのおかげで安定してきた私。もっと溢れるように生きたい☆2013/1/1開店☆

「宿神1」を読んで

2013年05月03日 | 
「宿神1」夢枕獏作
朝日新聞に2006年から連載されたものだ。
この本が出たら、買おうと思っていた。
やっと2012年に単行本となった。全4巻

主人公は佐藤義清(のちの西行)。
義清と平清盛は北面の武士として鳥羽上皇に仕えている。
義清は歌に秀でて、馬もたくみで、鞠も上手、弓までも。

同じ北面の武士に、遠藤盛遠と源渡がいる。
盛遠は源渡の妻袈裟に恋をする。
押さえきれずに、
盛遠の叔母(袈裟の母)を脅し、袈裟を呼び寄せ一夜をともにする。
盛遠は
「たとえ、相手が夫といえども、惚れた女をどうして他の男の元へ帰すことができようか。他の道理がどうであれ、おれは、我が想いを貫くまでじゃ」
袈裟は
「わが夫、渡を殺していただけましょうか」
と言う。
実際は、袈裟が殺されてしまう。

また義清は鳥羽天皇に嫁いだ璋子(たまこ)に恋をする。

大河ドラマで「平清盛」を観たので、
様子がまた理解出来て面白い。







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