ななごの部屋(リウマチとともに)それから

リウマチとともに歩みアクテムラのおかげで安定してきた私。もっと溢れるように生きたい☆2013/1/1開店☆

八日目の蝉

2013年03月20日 | 
「八日目の蝉/角田光代 /中央公論新社」を読んだ。
途中まで読んで放置していたが、
成長してからが面白くて真ん中くらいからはすぐに読めた。
映画とは違う事実が知りたかった。
成長してからの主人公「恵理菜(薫)」は赤ちゃんの時に誘拐されるのだが、
小豆島で4歳の時に誘拐犯「希和子」は恵理菜と一緒のとこを逮捕される。
恵理奈は希和子に愛されていた。
3年半の逃亡生活だった。
希和子は不倫相手の子どもを誘拐したのだった。

複雑な人間関係のそれぞれの人々の気持ちが伝わってきて、
深い内容になっている。

最後に恵理菜は希和子とすれ違うのだけど、
映画ではすれ違わなかったと思う。
私は原作の方の終わり方が好きだ。

初めてテレビで映画を観た時は、
逮捕されずにずっと希和子と恵理菜の生活を続けさせたいと、
ハラハラしながら観ていた。

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