福田が職場放棄をした。今日のTVはそれを巡って大騒ぎを演じている。いろいろな人がいろいろなことをしゃべっている。しかし隔靴掻痒の感は免れない。自分のような全くの部外者から見てもこの騒ぎの仕掛け人と、勝者は明らかなように思える。第一に国会の召集日は12日ではなく9月末になった。第二に選挙の日程が年内に行われる見通しが強くなった。第三に国会の審議時間が無くなり、国会による矢野氏召致、ひいては池田喚問が完全に無くなった。このことは、麻生が成ろうが、小池が次期総裁になろうが全く変化は無い。すなわち、福田の政権放り投げは、正に創価学会・公明党が目論んでいたことを、全て得させる結果となっています。私は現在の政治の停滞の全ては、総選挙の洗礼を受けない公明・自民政権が続いている事に有ると考えています。以前から即刻解散して総選挙をとこの場でも小泉退陣の時から主張しています。さすがのTVを始とするメディアも、選挙の洗礼を受けない政権が次ぎも続く事に疑問を呈しています。創価学会・公明党ががどんな目的で総選挙を早くと主張しているか知ろうとも思いません。しかし、総選挙が一日でも早く実施されるのならば、悪魔にでもひれ伏すのにやぶさかではありません。喫緊の急は政権を交代させる事です。しがらみの無い全く新しい人が、政治の実権を握るべきです。勿論簡単には行かないでしょう。最大の相手は、国民を塗炭の苦しみに突き落とした第二次大戦の敗戦ですら、乗り切った官僚組織なのですから。
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