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歴史と文化の散歩道

2006-06-15 22:16:56 | 狛犬・街道
アルバイトに行っている事務所の近くに、常磐橋公園がある。ここには日本橋川に架かる旧常磐橋と常磐橋門の石垣が残り、渋沢栄一の銅像が立てられている。
常磐橋のかたわらに立つ、千代田区教育委員会の設置した「常磐橋」なる立看板によると「この橋を常磐橋といい三代将軍家光のころまでま(原文のまま)、大橋とも浅草口橋とも呼ばれました。しかしその名はよくないので改名するよう、町年寄の奈良屋市右衛門に命ぜられました。市右衛門は自宅に寄宿していた浪人に頼んで、橋の名を考えてもらい、常磐という名を献じました。「金葉集」の太夫典侍の歌に、”色かえぬ松によそへて東路の常磐(常盤の間違い?)はしに掛かる藤波”とあり、その歌の心を松平の姓にかけためでたい名です。なお常盤と常磐の文字の違いがみられます。橋詰には北町奉行所があったこともあります。関東大震災後下流に常盤橋が架けられました。現在の石橋は枡形に使っていた石を用いて、明治10年(1877)に改架した都内随一の貴重な洋式石橋です。橋の銘板には常磐橋とあり城門の桝形の一部も現存しています。」 と有ります。
順序が逆になりましたが、常盤橋門については平成8年に東京都が発行した「歴史と文化の散歩道」なる東京都が設定した23コースの紹介本の中で 簡潔に次のように紹介している。
お江戸日本橋散歩 大手町ーー鎧橋 1.8km
常盤橋門跡・・・常盤橋門は、江戸城外郭の正門に当たる重要な門だった。現在は千代田区立常盤橋公園内に4mの巨大な石塁のみがのこり、城の威容をしのばせていると・・・・・・・・
写真は日本橋川の対岸から見た、常磐橋と常盤橋門の石垣です。川の中には首都高の橋脚が立ち、空には首都高の橋桁が広がっています。なんとも言えない光景です。以前はこちら側には汚い小屋が建てられていましたが今は撤去されています。首都高も早く撤去なり、地下化が望まれるところです。
 *幕府 は江戸に樽屋、奈良屋、喜多村の三町年寄を置いて、代々世襲とし、令  達、収税の他、町 の行政、取り締まり等の任に当たらせた
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