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金欠自民党議員が干上がった

2009-11-12 21:50:52 | メディアから
自分が今最も面白いと感じている政治家は、何と言っても「小沢一郎」である。
12日発行の日刊ゲンダイにこんな記事が載っていた。
メインタイトルは「金欠自民党議員が干上がった!」  
「小沢一郎の新『陳情ルール』
「モチ代なし、パー券も売れないのに・・・」
以下本文を全文引用
「政党助成金が50億円以上も減額され、金満政党から貧乏政党に成り下がった自民党。毎年12月、国会議員に配られていた300万円の『モチ代』も支給中止となった。
『多くの自民党議員は12月か1月にパーティを開いて、政治献金を集めてきた。ところが、野党に転落した今年は、パー券が全く売れない。例年の半分程度です。政党助成金の減額とダブルパンチ。みな悲鳴を上げています』(自民党事情通)
 民主党の小沢幹事長は金欠自民党にトドメをさすつもりでだ。
 民主党が導入した『陳情ルール』が、決定打になるらしい。
 これまで企業や業界団体は、族議員に陳情し、族議員が役所に話をつけてきた。しかし、民主党は国会議員が個人で陳情を受けることを禁止し、陳情は幹事長室に集約してから、大臣や、副大臣につなげるシステムに一変させた。役人が陳情に関与する余地をなくすつもりだ。この新システムを定着させれば、自民党議員は干上がると言う。
『野党に転落しても、役所に顔の利く自民党の大物議員や族議員のボスは、個人的なつながりで陳情をさばけると甘く考えてきた。しかし、役人が陳情に関れなくなったら、自民党議員はお手上げです。まさか、民主党の大臣に陳情するわけにも行かない。役に立たないとわかれば、企業だって頼みごともしないし、献金もしない。自民党は、政党助成金、政治資金パーティー、企業献金と3つの蛇口を閉められることになります』(政界関係者)
 金権政治にドップリつかってきた自民党が、何処まで貧乏生活に耐えられるか楽しみだ」  引用終り

陳情の幹事長室一本化を発表した時、メディアの反応は、「小沢の権力強化だ」と断じていた。勿論目的の一つには違いなかろうが、より大きな目的について解説しているメディアはなかったように記憶する。確かに役人が陳情に関れなくなれば、自民党にとってこれほど不都合なことはあるまい。
とにかく、今、喫緊の問題は60年間続いた自民党と官の関係を崩すことにあり、一歩引いて全体を見渡す態度が、声高に小沢脅威論を叫ぶメディアを超越して、必要であろう
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