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朝日新聞論説委員「 星 浩」の思い上がり

2008-03-18 13:48:22 | 我が家の庭
福田総理は、参議院で否決された武藤に代わる総裁人事を国会に提示できないと言う。19日の任期切れに空白を避けるためには17日の4時までに国会に提案する必要があったのだと言う。然るに国対委員長が民主党に打診した対案は、何と福井・武藤の続投だったと言う。福井が村上ファンドの問題でどれだけ批判を浴び、日銀の信頼を貶めたか何も分かっていないと見える。そんなすねに傷持つ人間を続投させ、しかも総裁として拒否された人間を副総裁として残そうというのだから、常軌を逸していると言わざるを得ない。挙句の果てに、民主党が何を考えているのか分からないので、人事案は出せないのだそうだ。まあ日銀総裁が居なくてもどうも世界の情勢に変化は無いのだろう。勿論アメリカのサブプライム問題に端を発した金融危機は重大な段階に差し掛かってきているらしい。危機が始まった当座はその損失は1000億ドル程度と言われていたが、あっという間に膨れ上がり今年2月には4000億ドルといわれ、現在では1兆ドルと言われている。しかもそれで底が見えているわけでもないらしい。日本のバブル崩壊の時は、勿論株で損をした個人は沢山居ただろうが、基本的には銀行や一部企業の問題で有った。アメリカの場合には本来銀行融資を受けられない多くの人達が金を借り、しかも金融工学と称して、毒を大量の金の中に紛れ込ませた。その学派誰も知らない。さらに最近ではカード会社の延滞率が急上昇しつつあるとささやかれている。もしカード会社の資金繰りまで変調をきたせば、その影響はサブプライム程度のことでは収まらないだろう。こんな重大な事態になっているのに、日銀総裁すら決められない福田内閣とは何か。任命権者が任命権を放置するなどと、完全に統治能力の欠如に外なら無い
。統治能力が無いのなら、すぐに総辞職して総選挙をやればよい。今日の朝日新聞の政治面で編集委員の星 浩がとんでも無いことを書いていた。「民主党は動きが取れないでいる『衆議院解散・総選挙を』と叫ぶだけでは芸が無い」現在この状況の根本原因は何なのか。7月の参議院選挙に敗北したにも係らず、衆議院を解散せず、最新の民意を無視しているからではないか。とんでもない暴論だ。本来星自らが音戸を取って解散を要求すべきだろう。その前の段階で星はこんなことも書いている。新聞は武藤支持だったがTVは批判的だったとして次のように書く「社説を書く論説委員は、経済専門家の視点から武藤氏の『力量』を評価、キャスターは低金利に苦しむ庶民の感覚を重んじる」 俺は専門家だから庶民の感覚なぞ必要ない。だから民主党も福田に合わせろと行っていませんか。本当朝日新聞は駄目になりましたね。権力を批判できないマスメディアなぞ何の役に立つのですか。
コメント
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