気ままな日々を 思いつくままに

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Dankai日本橋アカデミー その2

2006-03-18 22:52:33 | 生活の中で
講演の後、パネルディスカッションが行われた。パネリストは作家 荒俣 宏
プロデューサー 残間 里江子 社会開発研究センター 村田 裕之 三井不動産
副社長 大室 康一 司会が菅原 雅信 日経マスターズ編集長の各氏であった。
テーマは「団塊の世代と日本橋の街」
これがパネリストの人たちにとっても一筋縄ではいかない。新宿とか渋谷が若者の街と評せられるのに対抗して、団塊の世代を中心とするアダルトな街造りを目指すと言う三井不動産を中心とする思惑からのテーマ設定とも思えるが、日本橋そのものがそんな思惑を終える存在なのだろう、メクラが象を撫ぜているようなもので、
団塊の世代論と、街が結びついてゆかない。 日本橋の街そのものの魅力は沢山あり、 07年に定年を迎える団塊の世代のことは夫々に論じることは出来るのだが
その両者を結びつけた論議が出来ない。例えばこれが日本橋から高速道路をなくせば・・・・ とか 日本橋に残る老舗が団塊の世代にどうしたらメインターゲットとしてアプローチをするべきかとか、あるいはアダルトに対する日本橋の魅力ヲ如何したらアピール出来るか あるいはもっと積極的に参加させるか とか、具体的なものが無ければ持論は収斂しない。勿論、一度や二度で結論なり方向性が見えるわけでは無かろうが、2時間にも満たないディスカッションであることを考えると、もっと テーマを絞るべきであったろう。
話の中で、日本橋から隅田川までの屋形船の川下りが実施されており、江戸期の
主要な運搬手段たる、水路の持つ、今とは全く異なる姿が見られるとの指摘は、
機会を探して是非一度試したと思ったことであった。
コメント
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