院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

相撲が国技だとは言い切れない

2007-01-21 19:33:02 | Weblog
 朝青龍がまた優勝した。相手は琴欧州だった。いずれも外国人である。

 相撲は国技だから、外国人の優勝を快く思っていない人があるらしい。だが、ちょっと待ってほしい。

 相撲が国技だとは、法律で決まっているわけではない。相撲協会が勝手に言っているだけだ。国花は桜だという。これも法律で決まっているわけではない。

 みなみな勝手に国技だ国花だと言っているだけである。日の丸が国旗、君が代が国歌と決められたのは、つい先日のことである。

 日の丸や君が代が国旗、国歌だと決められるのに、多大な年月と労力を要した。

 それだけを見ても、相撲が国技、桜が国花なぞと決められるのは、遠い将来のことだろうと分かる。

 国技館は、国技館という名称を止めるべきである。人々に相撲は国技だと錯覚させる名称だからである。