院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

TV番組「なんでも鑑定団」

2007-01-20 14:42:22 | Weblog
 人気TV番組「なんでも鑑定団」は面白い。始まったときから、よく見ている。

 10年以上も見ているうちに、作品が一流品か、三流品かくらいの区別がつくようになった。ただし、いつぞや書いたように、絵画の値段まではわからない。

 それから、司会の島田伸介さんも言っているように、陶芸だけは価値が分からない。

 一流品と三流品との違いは、一口で言うと「作品の品」である。人間にも人品骨柄というものがあるように、よい作品には「品」がある。

 「品」というものは一撃で分かるものであって、説明したり教えたりすることができない。

 昔の骨董屋の主人は、丁稚に名品しか見せなかったという。名品ばかり見ているうちに、丁稚はそうでないものを見分ける眼力ができるのだという。なるほどと思う。