院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

島原の乱

2007-01-31 16:03:11 | Weblog
 島原の乱がキリスト教国(ポルトガル、スペイン)の世界支配と関係していたとは、NHKの番組「その時歴史が動いた」で初めて知った。

 当時、ローマ教皇はポルトガルとスペインに世界統治の権限を与えていたそうである。(これも初耳である)。

 学校の歴史の授業では、島原の乱は徳川幕府のキリスト教弾圧へのレジスタンスのように教わった。

 しかし、実態は(結果として)ポルトガル、スペインの世界統治に加担するような乱だった。

 だから徳川家康はもとより、三代将軍家光まで激しいキリシタン弾圧を行った。そして鎖国政策が厳しくなった。これは、南米のようにわが国がポルトガル、スペインに統治されるのを恐れてのことだったようだ。

 歴史にはいろんな見方があるものだ。鎖国政策やキリシタン弾圧がなければ、わが国もポルトガルとスペインによって分割されていたかもしれない。