本堂の裏手が斜面になっているので、土留めとしてでしょうか、昔から孟宗竹の藪があります。私が生まれる前からの竹藪です。毎年数本、寿命で枯れるので、古い竹は始末しなければいけません。それほど広い藪ではないので、例年は、数本、切るだけで済みます。
しかし、昨年は台風で折れた竹もあるので、大量の竹を始末しなければならなくなりました。
藪が斜面地にある上、葉が積もっているので、足場が悪く、作業がとても面倒です。この葉が雨の吸収を妨げ、根が土を押さえるから、土留めとして有効なのですが、作業の妨げになります。
今日は、娘婿に手伝ってもらって、7割程度、始末しました。
ここまで始末したら、後は業者に引き取ってもらいます。竹や樹木は、機械で処理するために、更に、業者が50cm程度まで短くします。繊維が長いと器械に巻き付いてしまうからだそうです。
今、日本中で、所有者や管理者の不明な土地が増えていますが、竹藪もまた、そういう土地の1つです。管理が大変で、放置されたままになっています。最近、そういう孟宗竹を使って、支那竹(メンマ)を作ろうという動きがあるようです。