名塩御坊 教行寺

西宮市北部にある蓮如上人創建の寺 名塩御坊教行寺のブログ
〒669-1147 兵庫県西宮市名塩1丁目20番16号

あしたは報恩講

2022年10月29日 09時03分29秒 | 教行寺・寺務関連

住職の娘です。

明日、2022年10月30日は当寺の報恩講です。

 

今年から、教行寺の報恩講は、2日3座だったものを正式に「1日2座」お勤めさせて頂くことになりました。

御斎は女性の負担を減らすため外注となります。

また、うちは少人数なこともあって、午後の「法話」については、住職中心に仏教に関連する座談形式になると思われます。

なにぶん、住職の体調などもありますので、臨機応変にさせて頂きたいです。

 

さて、これから本堂内陣のお荘厳(しょうごん)やら、お掃除など…

報恩講本番前にラストスパートです。

コロナで社会的に変化したこと、家庭内の事情で変化せざるを得ないこと、個人的にこうしていきたいなーという希望はあれど能力不足なこと。

わたしどもも、この娑婆にて手探りしつつ、凡夫まるだしで勤めて参ります。

 

今週末は秋晴れの予報、皆様、良き週末をお過ごしください!

南無阿弥陀仏

 

過去の関連記事『お荘厳とお仏壇』

記事では、写真付きでお荘厳について少しばかり説明をしています。

 

Twitter「名塩 教行寺」で、お知らせや変更、つれづれなるその日暮らしをブツブツ申しております。

いつかどこかで「ぼやきの○○」みたいな裏垢つくって、くだを巻きたいな…

お寺の名前で真面目に【お知らせ】とかホンマの私とちゃうし。。

 

※追記

当初の予定では14時の勤行を正信偈第二種としておりましたが、今回に限り草譜にかえさせて頂きます。

勝手を申しまして、誠に申し訳ございません。

 

 

 

 

 


【お知らせ】輪灯を磨きに出します

2022年10月26日 09時15分14秒 | 教行寺・寺務関連

住職の娘です。

 今日は【お知らせ】です。


今週日曜日の報恩講が勤まった後のことですが、令和4年11月13日(日)午前中に、本堂の輪灯を磨いて頂くためにすべて搬出する予定です。

今回、専門の業者さんにお願いしています。

磨きの作業期間は1ヶ月少々の予定と伺っているので、「除夜の鐘つき」までには搬入されると思われます。

この間、「輪灯無しの内陣」という、珍しいお堂になっています。

 

お近くの方で、「輪灯をおろすところを見てみたい」という方がいらっしゃれば、当日10時30分頃までに名塩保育園正面玄関口にお越しの上、寺の者にお声かけください。(徒歩or公共交通)

安全に配慮した距離で、作業風景をご覧頂けるようにしたいと思います。

なんて書いていますが…そんなキトクな方いらっしゃるんでしょうか。笑

 

最後に。

お恥ずかしながら、四半世紀ぶりくらいの輪灯磨きです。

重すぎて素人では下ろしにくいこと、落としたときのリスクが高いこと、人手が足りないことを考えて、元気者の住職が年をとってきてからはなかなか手が出ませんでした。

ですから、今回の輪灯磨きは、劇的なビフォーアフターになると想像されます。

また、当日の様子などブログでご報告させて頂きます。

過去の関連記事はこちら→本堂の輪灯:修繕

ちなみに、関連記事内での折れてしまった芯止めは無事に修繕して頂き、先月中に戻ってきました!

南無阿弥陀仏

 

 

※通常は、保育園等の保安上の問題やお勤めの都合から、見学や参拝の際は基本的にご予約をお願いしております。何卒、ご理解ご協力賜りますようお願い申し上げます。


秋の穏やかな掃除日和

2022年10月23日 22時34分00秒 | 教行寺・寺務関連

 

住職の娘です。
昨日は、穏やかな秋らしい1日でした。
風も強くなく、日陰で作業をするには大変捗る掃除日和。
夫と二人で、無理のない程度に掃除させてもらいました。
 
 
〇本堂の縁側の水拭き
これは夫のみ。
 
〇本堂の窓拭き
これは私のみ。
西向きの屋外に面したガラスだけ磨きました。
あまり一度に「今日は窓拭き!」などと安易に頑張りすぎると、すぐに肩と足が痛くなるため、慣れない作業を続けることは避けています。
 
最近、すこーし年齢を重ねてきて思うのですが…
「窓がくもっている」というのは、精神的に余裕がないか怠惰な気持ちから「心がくもっている」、もしくは物理的に視力が悪化して「目がくもっている」かだと。
もちろん、活動できる心身を維持できていることが前提です。
 
余談ですが、住職が10年位前「良い眼鏡をして鏡をみたら、自分の顔のしわにゾッとする」と言っていたことを覚えています。
その頃は、私も20代。
顔にしわもなく裸眼で運転できるくらいだったので、正直「フーン?」という感じでした。
しかし、近年眼病により視力が悪化、コンタクトを必要とする身になりました。
さらに、しわや白髪が気になるお年頃に突入しますと、とたんに我が事に。
もともと心身が虚弱でしたが、近ごろは頑張れる時間が減ってきたように感じたりします。
そうなってきますと、つい余裕をなくして窓ふきを後回しにしがちです。
また、掃除の仕方が雑になって「まぁ、これくらいで」と思う気持ちが湧いてくるようになります。
そんな中、最近、本堂の窓がくもっているのは、自身が「くもっている」状態なんだということだとやっと認められるようになりました。
 
 認められても、その先の境界となると…😅汗
 
 
〇破れた障子のちょっとした修繕
夫と二人。
高所作業は、常に夫と二人三脚で作業を進めます。
今回、私は以下のような作業↓
1破れた障子の格子の計測
2破れた障子部分を切り取り
3障子紙を計測サイズに切る
4糊付け
5霧吹き
 
夫には、主に下でできることをお願いしました。
 
1脚立の移動と調整
2脚立を支える
3下で物のやり取り
4ちょっとした作業
 
夫は20代前半に椎間板ヘルニアを発症、30代で2回緊急入院した経験があり、慣れない体勢で作業してもらうことには不安があります。
障子など、純粋なパワーを必要としない作業の場合は、私が上で作業します。
下手くそながら、なんとか破れて穴が開いていた二か所をふさぎました!
 
ちなみに、この立派な脚立はお寺に寄贈されたものです。
良い脚立がなくて作業を躊躇っていたところ、先日、保護樹木クロマツを伐採してくれた方が、ご厚意でその場で寄贈して下さいました。
笑顔で寄贈して下さったK様に、心から感謝申し上げます。
おかげ様おもちまして、高所作業もあぶなげなく終えることができました!
本当に有難いことです。
 
南無阿弥陀仏
 
 
過去の関連記事
↑ここで、最後「お彼岸までに」と書いた障子の話です。
ただ、お盆明けから義父の具合が悪化してしまい、お彼岸直前に亡くなりました。
夫も私も北見と名塩を往復し、本堂のこと報恩講の準備をついつい後回しにしてしまったのでした🙏
合掌
 

【ご案内】令和4年報恩講

2022年10月21日 23時18分00秒 | 行事案内
教行寺の報恩講は10月30日(日)に勤めさせて頂きますので、ご案内申し上げます。
 
 
2022年10月30日(日)
教行寺本堂
 
[午前]
9:00 開門
10:00〜勤行
11:00頃〜法話
 
✳︎昼食・休憩(集会所)
 
[午後]
14:00〜勤行
15:00頃〜法話 (座談・茶話会の予定)
 
当日は9時から17時まで本堂を開放しております。
どなたでもご自由にお参り頂けます(^人^)
 
南無阿弥陀仏


 

【ご報告】保護樹木クロマツ伐採

2022年10月15日 08時38分00秒 | 教行寺について

住職の娘です。

私事で恐縮ですが、9月18日に北見の義父が亡くなりました。
その為、なかなか更新できない日が続いております。
申し訳ありません。

そんな中ですが、今日はご報告です。

境内にあった西宮市指定保護樹木クロマツが枯れた為、先日、根元から伐採しました。

過去の関連記事はこちら↓

2021年9月7日 保護樹木クロマツとイチョウの大規模剪定

2022年9月6日 保護樹木クロマツが枯れました

 

枝は大なり小なりどこまでも中心部が空洞になっていて、今年の梅雨を過ぎた頃には幹にまでキノコが生えている状態でした。

残念ながら、回復は見込めません。

これほど大きく立派な松に育つまで、人の一生何人分だろうかと思います。

そして、そんな長い時を生きて、たくさんの人に見上げられてきたクロマツですが、先日の伐採により切り株を残すのみとなりました。

樹木にこのように虚ができて、折れて、枯れていくのは自然の摂理ですが、安全のために人間の都合で「終わり」をきめることには、やはり抵抗があり、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

ただ、幸いなことに、低く綺麗に切ってもらったおかげで、保育園のためにはよかったようです。

主任保育士さん(私が30数年前の保育園時代にお世話になった先生)にお話を伺ったところ、「死角が減り、園児の安全に関してリスクが減った」とのこと。

そして、この切り株を、天然の「テーブル」に利用できることです。

クロマツの命の終わりは悲しい。

しかし、その大きな切り株のもとで、これから成長していく子どもさんたちが給食を食べたり、元気に生活してくれている様子を主任保育士の先生と拝見したときには、こうしてたくさんの命の営みが続いていくのだと感じて心からうれしく思いました。

切り株テーブルとして使いやすく、また、より良く保存するため、このクロマツを伐採してくれた職人さんに切り株の追加加工を依頼しています。

 

 

おそらく本堂が建った250年以上前に植えられたと思われるクロマツ。

もう少しの間、私たちを見守ってもらいたいと思います。

合掌

 

 

追記

以下は、伐採の時の写真です。

ギリギリ雨が降らない天候での作業でした。

高所作業1人、クレーン操縦1人、整理運搬作業1人の3人。

片付けまで含めて、9時-5時で仕事を終えてくださいました。




↑クレーンが見えた!
旧国道176号線のマイショップ名塩店横から撮影

↑次に折れる危険性が1番高かったと思われる

↑ここだけなら良い材木のように見える



↑クレーンで吊るしながらでないと刃が入らない幹



↑半分以上土みたい…危険!
そこで違うマツが自生

↑スッキリしました
 


丁寧なお仕事、ありがとうございました!
 
 

テーブルになる予定の切り株
 
追記

 今回、投稿に関して、当方が確認を怠り大変なご迷惑をおかけしてしまいました。関係者の方々に心よりお詫び申し上げます。今後、このようなことが無いようチェック体制を確認して、適切なブログ運営に努めてまいります。誠に申し訳ございませんでした。

2022/11/07