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名塩御坊 教行寺

西宮市北部にある蓮如上人創建の寺 名塩御坊教行寺のブログ
〒669-1147 兵庫県西宮市名塩1丁目20番16号

病院✖️病院

2025年06月25日 21時20分00秒 | 日記
住職の娘です。

昨日の午前、施設入所中の前坊守(祖母)が、眼球運動障害(斜視?)で歩行困難を訴えたため、施設看護師の方が病院に連れて行ってくださいました。

網膜剥離の疑い。
しかし、眼科では網膜剥離など眼科的なことではないという診断でした。
つまり、原因不明で施設に帰宅した祖母。

それらの連絡を受けて、午後に祖母の様子を見に行ったところ、
見えない、歩けない、着替えられない、
と凹み気味…弱っていました。

それと同時に、
「こんな年寄りがおるねんから、いつ何があっても良いようにお寺を片付けておいてよ」とのこと。

それは、自分の息子(住職)に言っていただきたい…祖母は家つき娘の割に、図太くもなく遠慮がちな性分です。

それはさておき、看護師の方の説明によると、翌日に脳神経外科に新規受診することになったと説明がありました。

そして、今日、改めて看護師さん付き添いのもと、朝から脳神経外科を受診。

私は午後から合流しました。

緊急性を考慮して、当日にMRI検査を急遽してしていただけることになったそうです。
そして、検査結果もその場で、担当医から看護師さんと一緒に聞かせていただくことができました。

とりあえず、今のところは目立った血栓や動脈瘤などは見つからないということで、様子を見ましょうのこと。
祖母は、無事に施設に帰宅できました。

通院付き添いの予定が増えましたが、こればかりは仕方ありません。
祖母本人も、昨日より元気そうな顔色と話ぶりに、私も少し安堵しました。

住職も金曜日には検査予定です。
こちらも何事もないことを願っておりますが、どうなることやら。

かく言う私も、今日の夕方は定期通院でしたので、本日は病院のハシゴをしたことになります。

誰しも、わが身一つ、ままならないものです。

今日という一日、そのひと時が「当たり前ではない」と気づかされるとき、私たちはそこに有難さを見いだすのかもしれません。


寂しさや不安、辛さの中に、

ふと感謝の芽が顔を出す、

そんな気がします。


南無阿弥陀仏







梅雨真っ盛り

2025年06月16日 22時19分00秒 | 日記
住職の娘です。

湿度が高く、急な高温に参っております。

うちの本堂はとても湿気るので、晴れたら風を通したいのですが、これほど外気の湿度が高いと悩みます。

そんな湿気続きのせいか、風のせいか、単なる本堂の限界なのか、以下の写真のような状況に陥りました。





先週のことです。

本当にびっくりしました。

慌てて、喚鐘(かんしょう)の撞木(しゅもく)を持ってきて、台に登りコンコンして簡易的にはめ込みましたが…どうしたものかと。

お世話になっている大工さんに、この写真を送ったところ、すぐにきてくださいました。

おかげさまで、とりあえずビスを一本打ってもらい解決しましたが…この衝撃で戸が傷んでしまい現在は動かせません。

最近の激しい風雨は、古い本堂には厳しいです。


掃除をしても、雨や風で翌日には土・落ち葉・虫で汚れるのですが、ゴソゴソ掃除をして過ごしております。

時折、写真のような心臓に悪いドッキリもありつつ、終わりなき掃除でハードな日々。

鋼の心身が必要だと感じる今日この頃です。

南無阿弥陀仏







保育園では、今年も「バケツでお米づくり」をしています。
今年は、農家さんから稲の苗を分けていただきました。
感謝です!
すくすく育ちますように。



アルミテープによる車の除電テスト

2025年03月01日 20時16分09秒 | 日記
同じ車に長く乗っていると飽きてしまう。 私の車も12年目になって、そろそろ飽きてきた。そこで、40年ぶりに車をいじって、操縦感覚(乗り味)に変化をつけてみることにした。
こう書くと、「どうせオートバックスのような自動車部品屋でアヤシイ後付けパーツや添加剤を買ってくるのだろう」と思われるかもしれないが、そういうのはとうの昔に卒業した。私が時々視聴しているYoutube動画の「まーさんガレージ」という緩い車関連のサイトでは、アヤシイチューニング(オカルトチューニング)について、こう語られている。

今回、試したのは、アルミテープを使った静電気除去である。もし、詳細を知りたい人がいたら、「車とゲームを楽しむぶろぐ」を参照してもらいたい。よくまとまった良ブログだ。
アルミテープを使った除電は、トヨタが実証試験をして、国際特許を取得した技術で、すでに、いくつかのトヨタ車に施工されている。ざっくり言うと、そのメカニズムは次のようになる。
車が走行すると、空気の中を進むので、車に静電気が発生する。近年の車は、樹脂部品が多用されているので、樹脂部品に静電気が蓄積される。この樹脂部品の静電気は空気抵抗になるので、アルミテープを貼ることで空中に逃がせば、空気の流れを整えられる。つまり除電による空気の整流を企図している。

この施工に必要なのは、アルミテープと切断面がギザギザになるクラフトハサミのみ。安価なアルミテープでも構わないが、効果を高めるためにスリーエムの導電性アルミテープを使った。テープを扱いやすい長さに切り、クラフトハサミで長辺をギザギザにする。これも除電効果を高めるためである。
                                           
貼り付けた場所は、以下の通り。
エンジンルームには、7枚。
ボンネットに流入する空気を整える空気ガイドと
エンジンに空気を送り込むパイプとエアクリーナなど

外装には、11枚。
タイヤハウスとバンパー

室内には、2枚。
ハンドルのコラムカバー


貼り付け後、60㎞ほど走って、確認できた効果は以下の3点
1)エンジンの静粛性向上
2)タイヤハウスからの雑音減少
3)エンジンブレーキの効きの悪化

かなりの変化がみられ、乗り味も変わった。まずはテスト成功ということだろう。また、楽しく運転できるのはありがたい。

ちなみにテストに使った車は、マークX 350S 130中期型



北見弾丸帰省☆お墓参りと日本最北の蓮池

2024年09月05日 13時49分00秒 | 日記
住職の娘です。

先日、北見に一人弾丸帰省し、義父のお墓参りをして、「日本最北の蓮池」を訪れました。
古代から蘇った「大賀ハス」や自然豊かな環境、動物に癒やされました。
そして、なにより北見の家族と有り難い時間を過ごすことができました。

兵庫県西宮市から北海道北見市へ
西宮市から北見市への移動は、JR在来線で最寄駅西宮名塩駅から大阪駅まで行き、JR特急はるかで関西空港へ。
peachを利用して、関西空港から女満別空港へ飛びました。
午前9時に自宅を出発し、午後3時頃に女満別空港へ到着。
義弟と義母が空港まで迎えに来てくれて、北見市内へ向かいました。


お墓参り
今回の一番の目的は、義父のお墓参りでした。
昨年9月の一周忌法要には、祖母の体調不良のため出席できませんでした。
今年も諸事情が重なり、三回忌法要には参加が難しいため、急遽お墓参りだけでも、と。
久しぶりに北見の家族とも会いたいという思いもありました。
北見の家族に温かく迎えられ、本当に有り難かったです。

お墓参りの日は、雲ひとつない青空!

義母にナビしてもらいながら、慣れない「霊園ドライブ」。
正直、霊園の設計やお墓の作りが近畿地方とは違っていて興味深いです。
なんというか、さすが北海道!ダイナミックなつくり。

義父と義母の両家のお墓は同じ霊園内にあり、墓参の時はいつも両家にお参りします。
両家ともに「南無阿弥陀仏」のお念仏であることは大変有り難いです。
吹き抜ける爽やかな風に秋の気配を感じながら、お勤めさせていただきました。

寂しいような、切ないような…
お勤めの後、義母に「ありがとうね」と言われ、涙がこぼれました。
「お義父さん、ありがとうございます」
たしかに先立たれた義父は仏様となって、いま、私たちを導く存在となってくださっているように思われます。

※ご興味があれば、浄土真宗本願寺派(西)の「法事の意味」については、以下のリンクからどうぞ。

日本最北の蓮池!古代のハス「大賀ハス」に感動 
お墓参りの後は、北見市内にある「日本最北の蓮池」鏡池に行きました。↓

ハスは、仏様(仏像)などの台座として使われる植物です。
「蓮の台(うてな)」で「蓮台(れんだい)」といいます。
浄土真宗のお軸、「南無阿弥陀仏」などお名号(みょうごう)の下にもハスの花が描かれます。
 
ハスの開花シーズン最終盤ですが、まだハスの花を見ることができました。
古代のハスで、2000年以上前の地層から発掘されたハスの実を現代によみがえらせたものです。
発掘した実から花を咲かせることに成功した研究者の名前にちなんで「大賀ハス」といい、現在は千葉県の天然記念物に指定されています。

この大賀ハス、北見にも移植されました。
移植当初、簡単には育たなかったようです。
しかし、ハスの花に魅せられたひとりの男性の大変な努力によって、鏡池は「日本最北の蓮池」となりました。
北海道道東の北見で、こんな立派な古代のハスを見ることができるとは。
とても感激しました。

↑北海道ファンマガジンさんの2013年9月4日の記事です。


他にも、ポニーやウサギも眺められるようになっており、とても癒やされる場所でした。

ポニーの柵の前にはにんじん(一袋100円)が置かれており、誰でも餌やりが楽しめます。
私も義母と一緒に餌やりをして、とても心が和む時間を過ごすことができました。

ご興味のある方は「日本最北の蓮池」で検索してみてください。
すてきな写真を見ることができます。

※現在、こちらは有志の市民の方々によって維持管理されています。オブジェのような募金箱が設置されていますので、行かれた際にはよろしくお願いします。
北見弾丸帰省を終えて
二泊三日の北見帰省も、あっという間に過ぎました。
義母に空港まで送ってもらい、無事に帰宅。特に大きなアクシデントもなく、思い出に残る有意義な時間を過ごすことができました。

義父の最期の言葉
「みんな仲良くね。しっかりやるんだよ」
その言葉を胸に、今夜もお聴聞に行ってきます。

南無阿弥陀仏

紅梅が見頃

2024年03月10日 16時20分00秒 | 日記
久しぶりに快晴の日曜日です。

見頃を迎えた紅梅に癒されます。

それなりの古木です。


少し目を向けると、ウロが目立ちます。

そんな古い梅の木も、元気に花を咲かせてくれているのは嬉しいです。


話は変わって、朝から職人さんが本堂の屋根の修繕工事にきてくださっています。


松の木材は島根から取り寄せてくださったそうです。

職人さん曰く「立派な松の木が使われているので、修繕のために違う木をまぜたくない」とのこと。

いろいろと考えてくださって大変有難いことです。

南無阿弥陀仏