往年の大歌手田畑義夫は、子供の頃貧しくて、紅ショウガだけをおかずにご飯を食べることが多かった。オタク評論家の岡田斗司夫は、子供の頃、ご飯にきなこをかけて食べていたという。我が家はそこまで貧しくなかったが、家計がピンチになると、決まって稲荷寿司だった。アゲさえ買えば、残り物の野菜少量だけで、家族4人が満腹になった。
私は、学生時代に自炊していたが、金欠になると,ケチャップライスが定番だった。文字通り、冷や飯を炒めて、ケチャップで味付けをしただけの料理だ。少し余裕があると、植物油にバターを加えることが出来た。
それでも、皆、貧しくても米だけは食べていた。江戸時代には、その米さえも食べられない人が大勢いた。だから、江戸時代に仏壇に御仏飯を供えるということは、実は、とても大変なことだったのだ。しかも、頑張って、仏飯器にご飯をてんこ盛りにしたのだ。
それに比べればなあと呟きながら、冷飯を温めて、独りでケチャップライスならざる昼飯を食べている。
下記の通り、永代経法要を厳修いたします。ご都合がつきましたら、是非、お参り下さい。
記
5月27日(土)午後2時 勤行(ごんぎょう) 仏説無量寿経(ぶっせつむりょうじゅきょう)
法話
午後7時30分 勤行(ごんぎょう) 仏説阿弥陀経(ぶっせつあみだきょう)
法話
28日(日)午前10時 勤行(ごんぎょう) 仏説観無量寿経(ぶっせつかんむりょうじゅきょう)
法話