今年1月に「1976年の新宿ロフト」 (星海社新書)という本が出版された。
ライブハウス、新宿ロフト開設者平野悠の回想録。
収録された写真を懐かしく眺めていた。
僕がロフトに通い始めたのは1980年から。
開設してまだ4、5年だったはずなのに、記憶の中ではもうかなり雑然として、あちこち傷んでいた。
やはり多い時は500名ほどがすし詰め状態になるくらい押しかけるのだから、そうなってしまったのかも。
新宿西口からロフトまでの途中に「餃子の王将」があって、ライブ前の腹ごしらえをしている演者や観客をよく観かけたものだ。
誰も彼も、お金のない、それでいて楽しい時代だった。
これは1986年の写真だそう。
こちらは1978年。左端レック(フリクション)。
階段を下りて行くともぎり役の店員さんが当日券を売ってくれた。
1983年8月13日、ザ・ルースターズ3デイズ二日目。死ぬかと思った。