無事 日本へ帰国したけど 大変、疲れました！（２）

　
　現在、バンコク発で日本の便は、羽田空港と成田空港のみで、関西空港など西方面への便は
無いよう。故に関西方面などへ帰る利便性が高い羽田着のANA･JAL便は、成田着便より予約が
取れなくなっているとか。バンコク在住の日本人は関西の人が多いからネ。昨日からの続きです。

さて 50人弱の帰国者なら、時間がかかると言われている検疫検査などもスムーズに行く
だろうと思っていたら、とんでもありません。多少、他国からの帰国者と重なりましたが、
チェックの厳密さとソーシャルディスタンス厳守もあり、非常に時間がかかりました。

　

東京五輪の入国者などの日本の水際作戦の甘さが批判されている中です。なおさら厳格化に
なっているのかな。強制隔離の対象となる国々が増加中とも聞きます。タイ国も新規感染者が

一日２万人に届きそうになっていますから、我々に検疫スタッフも慎重です。何か、私達が
悪いことをして来たような、腫れ物に触れるような物腰です。コロナの怖さが伝わります。

　
　＜唾液採取のPCR検査＞

それでなくともPCR検査など一つひとつに時間がかかります。もし 入国前に必要となる
アプリ（位置情報確認･ビデオ通話･位置情報確認地図･接触確認）を 予めインストール

しておかないと大変な時間を取られてしまいます。インストールしていても説明に時間が
かかりますからネ。　それでも私などは、他の人に較べるとスムーズに進んだ方でした。

　
　＜各アプリは 自宅隔離の際に使用＞　

これらを済ませて、ようやく入国管理手続きとなりました。約６時間のフライト後、空港で
検疫の手続きやPCR検査を受け、４時間半ほど空港に滞在した後、都内上野のアパマンホテルに

バスで移動。疲れ果てて部屋に入ったのが21時をまわっていましたねぇ～　そして、今日は
三日目の強制隔離に入っています。タイだけではないけど、海外が遠くなってしまいました。

今の毎日は、窓は開けられず、廊下にも出られない、三食の食事はドアの取っ手に下げられ、
チェックイン時以外、ホテルスタッフと話もせず、完全隔離の状態。外部の携帯で話せるのが、
せめてもの救い。部屋が非常に狭いだけに、刑務所の独房に入っている感じになるでしょうか。

　

明日の２日にPCR検査で陰性であれば、いよいよ自宅に帰れます。公共交通機関は使えません。
家族の特定の人の運転か、レッタカーか、特別ハイヤーを利用しての帰宅となります。
そして 残りの11日間かな、自宅隔離となり、毎日 アプリを使っての報告も必要です。

私も慣れているとは言えないけど、スマホを普段から余り使わない人、体に不自由さを感じる
高齢者にとって、帰国も至難の業になりました。速く、以前の海外渡航に戻ってほしいですネ。　　


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