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来日する外国人が増加する中 不法入国も多いよう!

2019年11月07日 | タイのこぼれ話
 
 一昔前は、都会の繁華街に潜む中国人というイメージだった不法滞在者も 近年は、茨城・
群馬・埼玉など、東京近辺の地方の街にも多くなっていると聞きます。昨日からの続きです。

大きな工場がある地域、農業が盛んで人手の足りない地域に集まる傾向にあり、ベトナム人が
最も多く、15日間のビザがスタートした頃から 年々 タイ人も増加傾向にあるようです。

 

一日に11万人前後が利用する成田国際空港。ここは、日本の国境の一つで不審な外国人に目を
光らせるのも、今年4月に入国管理局から “格上げ” された「出入国在留管理庁」の出入国管理部
成田空港支局の入国審査官です。 4月から入国審査官も増員されていると聞いています。

入国審査官、いわゆる “国境Gメン” たちは、入国目的が申請内容と異なり、法を犯す危険性の
ある人物と判断すれば、その場で「退去命令」を下します。 その数は一年で3,000人以上だと
いうから驚きます。 でも この国境最前線の現場って、結構 緊張感が漂う感じがしますよネ。

 

ある時 こんなタイ人女性が、格安航空のエアアジア便でバンコク発の東京成田空港へやって
来ました。 タイで知り合った日本人男性に会うため、観光目的でやって来たといいます。

入国の際には宿泊先の記名が必要です。知り合いの所に宿泊するのであれば、その連絡先を
明記しなければなりません。ところが入国審査官が、何度聞いても、男性の連絡先、行き先や
宿泊先さえも答えられないといいます。さらに驚いたことに、観光に来たと言い張る女性の

所持金は、わずか360円。これでは電車賃でさえ足らないはずです。男性の氏名・連絡先、
宿泊先などを答えられれば、所持金などもチェックされずに済みましたのにねぇ~

 

結局、40分間の聴取の結果、統括審査官の下した判断は「退去命令」でした。入国目的が申請内容の
通りであると証明できない以上、入国を許可することはできず、女性はそのままタイへと送還された
そうです。”知り合いの男性が空港の外でが待っているはず”、と主張してもNGだったと聞きます。

この記事は千葉版に小さく報じられたそうですが、すぐに私の悪友が、“空港で待っていたのは
お前だろ” とメールしてきたのには、ジョークと分かっていても苦笑いしてしまいましたネ。

 

本当の恋に落ちたカップルもいるでしょう。が、こうして入国し不法労働に携わりオーバーステイも
発覚し、強制送還される人たちも多いと聞きます。 騙されて働いている女性もいるでしょうネ。

また、入国後の外国人労働者の在留管理などを行なっている関東首都圏を担当する部では、約40人の
Gメンたちが1都8県を担当し、月に50人から60人を摘発するといいます。外国人が増えている
日本で、Gメンたちは 我々が知らない活動で頑張っているんですネ。 本当にご苦労様です。   



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