女子プロの国内開幕戦が中止になってしまった！

　
　来週５日に行なわれる予定だった開幕戦「ダイキン オーキッド レディース（琉球GC）」の
中止が決定してしまいました。　無観客試合から中止へ、残念ですが 仕方ないんでしょうネ。

２月28日午後10時の時点で、国内で確認された感染者は937人、死者10人となっています。
しかも 毎日 増え続けており、安倍政権は全国の小中高校などに休校要請を打ち出しました。

　

確か24日に「ここ 一･二週間が急速に拡大するか、終息できるかの瀬戸際」という見解を出して
いたと思いますが、すると26日には安倍首相が「大規模なスポーツ、文化イベントを今後二週間

程度、中止、延期、規模縮小するように求める」と表明。そして27日には小中高校などへ
「臨時休校」要請が出ました。安倍首相の短絡的なその場当たりの施策が見え隠れしています。

　
　＜しっかりして 安倍さん！＞

たとえ無観客試合でも開幕戦開催に意欲的だった日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）でした。
ですが、政府からスポーツも大規模イベントの自粛要請があり、さらに踏み込んだ対応へと

至らざるを得なかったのでしょう。新型コロナウイルスの感染拡大、それに伴う社会情勢の
深刻化に、JLPGAは勿論、主催のダイキン工業、琉球放送も苦渋の決断だったのでしょう。

　

選手たちも調子抜けしているでしょうネ。特に渋野日向子プロは、米国女子ツアー２戦に続き、
３戦連続で “開幕” が遅れる形になりました。　第２戦は３月13日の「明治安田生命レディース

（高知・土佐CC）」です。協会関係者は「まだ、決まっていない」としていますが、準備の時間を
含め、現実的には厳しくなるでしょう。でも感染防止は国家的な課題ですから仕方ありません。

　

そこで気になるのが、東京五輪への出場資格です。現在、世界ランク５位の畑岡奈紗プロに次ぐのは
11位の渋野日向子プロで、３番手は15位の鈴木愛プロです。　15位以内に入れば３枠も可能です。

鈴木プロはオフには米国合宿などをこなし、開幕戦からスタートダッシュを狙い、出場確実と
なる15位以内に入る胸算用だったといいますからネ。　これも全て 仕切り直しとなりました。

　
　＜河本プロ、米国で優勝でもしたら ・・・＞

こうして中止が続くと、今年から米国女子ツアーに参戦している世界ランク61位の河本結プロも
チャンスが出てくるかも。同ツアーは世界の上位選手が多く出場する為、日本国内ツアーより高い
ポイントが与えられます。　河本プロは現在 ４番手ですが、今 勢いに乗っていますからねぇ～

国内戦の中止が続くと、実戦感覚を心配する声も上がっていますが、国内選手は皆 同じ
条件です。　が、出場決定が決まる６月末まで河本結プロは戦える立場にいますからネ。
しかし、拡大感染はいつまで続くのか、東京五輪どころではない かも知れませんけどねぇ～　　


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