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西郷真央プロ、首痛の病み上がりでも逆転優勝でした!

2022年05月02日 | 日本のゴルフツアー あれこれ

 よく悪さをしている子供や若い世代を目のあたりにすると、“親の顔が見たい” なんて

言ったりします。でも、なんで こんな子が育つのか? と「パナソニック オープン」で

今季4勝目を飾った、“20歳の西郷真央プロの両親の顔を見たい”、と思いません? 

 

プレー中も落ち着き払い、勝っても涙を見せず、自身を解析した冷静なインタビューの

受け答えも、実に20歳とは思えません。 昨季は2位が7回もあり優勝できず、今季の

開幕戦でツアー初優勝した時も涙は無しでした。女子の優勝には涙は付きもんですからねぇ~

 

鮮やかな逆転の4勝目は、15番ホールのチップイン イーグルでした。ピン手前に落ちて

大きくワンバウンドし、ボールは6・7メートルほど転がりカップに吸い込まれた時は、

 

喜怒哀楽を余り出さない西郷プロも、両手を高々と上げて大喜びしていました。思わず

私もバンザイをしてしまいました(苦笑)。 最終日は首位と4打差の6位でしたからネ。 

 

今回は良くても、得意の2位だろうと観ていましたが、終盤の15番で決め、一気に

逆転でした。 ノーボギーの「68」で回り、2位に2打差の通算10アンダーです。

 

 <初優勝の時も涙は無しで笑顔のみした>

首痛で二戦連続欠場後の復帰戦でも圧倒的な強さを見せました。これで年間7試合出場での

4勝は史上最速記録ですってヨ。優勝を逃した3試合も2位二回に10位と驚異的な戦績です。

 

彼女が達成した記録の詳細が報道されていました。

7試合目で年間4勝は、2004年の10試合目で達成した不動裕理プロ、18年に はやり

10試合目で達成した鈴木愛プロを抜き、年間4勝時の出場試合最速記録の更新です。

 

 <一つ年上のプラチナ世代をも追い抜いてしまいましたね>

そして、20歳205日での通算4勝達成は、史上五番目とのこと。04年宮里藍(19歳1日)、

18年畑岡奈紗(19歳295日)、20年古江彩佳(20歳179日)、06年横峯さくらプロ

(20歳201日)に次ぐ、史上五番目の年少記録だそうですヨ。

 

それに何といっても凄いのは、去年から続く「連続アンダーパー試合数」ですネ。昨日で

30試合となり、彼女自身が持つ最多記録を更新しています。これは中々 継続できません。 

  

何度も言っている事でますが、男女共 優勝した翌週に予選落ちする選手が多い中、30試合も

連続アンダーパーで回っているんですからねぇ~ これは大記録です。もっと評価されるべき

 

記録でしょうネ。 今週5日からは、今季初のメジャー戦「ワールド サロンパス カップ」です。

今度はメジャー初優勝を狙うんでしょうが、首の痛みが再発し無ければ良いですがねぇ~   



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