米国女子ツアーは開幕戦から一カ月が経ち、ようやく2戦目「ホンダLPGA2023」が
今日から開幕です。個人的にも思い入れある大会で、私も待ち遠しかったですねぇ~
タイで唯一の米国LPGAツアー公認トーナメントであり、15年の歴史を持つ同大会には、
毎年70人以上の世界トッププロが、賞金総額170 万ドル(約2億2,950万円)の獲得を
<今年は72人が出場>
目指して競い合います。会場はもちろん、パタヤの「サイアムCC オールドコース(6,576
ヤード・パー72)」です。近年は、コロナウイルスの影響で2020年大会は中止、21年と
22年大会は無観客試合でした。 が 今回は、三年振りの有観客試合となりますネ。
2010年には宮里藍さんも制した同大会は、日本人勢にとっても馴染みのある大会でしょう。
今年は、米国を主戦場としている畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花プロ、今季の開幕戦となる
渋野日向子プロ、そして ホンダ所属の岩井明愛、千怜プロの姉妹、推薦枠でアマの
馬場咲希さん(代々木高二年生)の7人が、気温30度を超える暑さの中 挑みます。
地元タイ国からは、昨季 大活躍のアタヤ・ティティクル選手初め、11人が出場します。
新型コロナウイルスの最中でも21年・22年は開催されましたが、感染の心配や渡航問題などで
トップ選手の欠場が続きました。しかし 今年は世界ランキング上位10人中9人が出場します。
日本勢にとってもタイ人勢にとっても、大きな壁となりそうです。同大会は、WOWOWで
四日間を生配信します。 時差がわずかに二時間ですからタイムリーに観戦できますネ。
来週のシンガポール戦と合わせて、このアジアシリーズでは 日タイ勢の応援ができます。
日本とタイの選手で どこまで活躍できるか注目しているのは畑岡・渋野プロとアタヤ・
ティティクル選手かな。渋野プロの昨季は、23試合に出場し、優勝こそ無かったけど
トップ10入りは5回、4月「ロッテ選手権」は2位、8月「AIG全英女子オープン」では、
3位で優勝争いにも加わり、獲得賞金は100万ドル(約1億3,500万円)を突破しています。
今季から再度、青木翔コーチと師弟コンビを復活させたようですが、どうなるでしょう。
そして、アタヤ選手ですネ。一昨年のQスクール(予選会)を3位で通過し、昨年は参戦
たった5戦目の「JTBCクラシック」で早々に初優勝。9月に2勝目を飾ると、10月末には
世界ランク1位に立ち、「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」も受賞しました。今回の「ホンダ
LPGA」は、アタヤ選手の凱旋大会でもあります。気負わず、どこまでやれるでしょうねぇ~
一次的なものだと思ってました。