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元旦から主要店舗でレジ袋が廃止されますよ!

2019年12月31日 | タイの出来ごと、あれこれ
 
 タイは明日から日本に先駆けて、主要スーパーなどの店頭でビニール袋の提供が廃止されます。

2020年1月元旦より、タイ小売業者協会に加盟する全国75企業傘下の約24,500店で、ビニールの
レジ袋の提供が停止されます。タイでは、年間450億枚のビニール袋が使用されており、これにより、
タイで使用されるビニール袋の20%が 削減されることになるというから大きな成果になりそうです。

 
 <店頭には廃止される告知看板が>

タイ公害管理局の報告では 年間450億枚の内、その40%にあたる180億枚が市場や露店で配布
されていて、30%にあたる135億枚が小売店での配布、同じく30%の135億枚がデパートや

スーパー、コンビニエンスストアで配布されているといいます。私も貢献してしまっている
バンコクでは毎日一人平均8枚、全体で8千万枚のビニール袋が使用されているらしい。

 
 <廃止を行なう実施店舗の企業マーク>

但し、ホットフード、ウェットフード、肉、果物など一部の製品にはビニール袋の使用が認められます。
タイ政府としては、28年までにビニール袋の使用を完全に廃止する計画だそう。日本より素早いですネ。

当ブログでも、体内にプラスチックゴミを飲み込んで、相次いで死んだジュゴンやクジラ、ウミ
ガメの話をしてきました。日本でも報道されていたのでご存じでしょう。それから急速に世論の
声が高まり、企業も使い捨て文化の見直しを提唱し、環境保護意識の浸透が図られていました。

 
 <ノー・レジ袋デーの告知活動>

これまでも、大手スーパーなど各店で、定期的に「ノー・レジ袋デー」などを実施していましたが、
民間主導の自主的な取り組みで法的拘束力がありません。今回も同様ですが、政府のプラスチック

ゴミ削減計画より、民間企業の早目 早目の対応には感心しています。この民間企業の動きには天然
資源環境省の担当者も「大幅な削減につながる」と大喜びのよう。これは日本も見習うべきですよネ。

 

我々 タイで生活している外国人は理解しているでしょうが、ただ 心配なのは短期居住者や
観光客。 混乱までいかなくとも戸惑うのかも知れませんネ。一様 移行措置として、布や

紙製のエコバッグを販売するほか、リサイクル可能なレジ袋を1バーツ(約3.5円)程度を寄付
して貰う代わりに提供する店もあるようです。その寄付金は環境保護活動に充てるといいます。

でもタイには何万店という屋台があります。周知のようにタイの屋台や食堂では料理を袋で
持ち帰ることが一般的です。これをどうするのか、これこそ政府の指導が必要でしょうネ。

 
 <セブンイレブンのテスト廃止案内>

全国に11,299店舗(19年3月現在)を持つセブンイレブンは、140店舗で11月25日からレジ袋
廃止のテスト販売を行なってきており、やはり元旦から全国で廃止する予定です。 しかし、

店舗数のほとんどがフランチャイズ オーナーですから、足並みが揃うか微妙ですネ。テストの際でも
弁当などは、従来通りレジ袋を提供する店もあったようです。 しばらく様子をみてみましょう ・・・



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