タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイも苦労している性教育問題!

2008年11月20日 | タイの出来ごと、あれこれ
日本の教育で苦手な分野は、性教育と英語教育と言われ続けて久しいですが、
タイの性教育も四苦八苦のようです。

タイの教育界でも性教育のカリキュラム確立で試行錯誤が続いている中、先日「青少年の為の性教育計画」という性教育
関係者の連絡機関が、タイ全国の学校で性教育を担当している教師らに集まって貰い、性教育指導法に関するセミナーを
開催したと、バンコク週報が報じていました。性教育の権威者であるパンサック博士(産婦人科医)の分科会もあったようです。

同博士は、公共の教育施設で公に性教育を行なうことがタブーとされていた時代から20年以上にわたり、性教育のオピニオン
リーダーとして活躍している第一人者だそうで、当時は大学院だけでの性教育指導を一般の学校に広めたことでも知られています。

そんな中、こんなニュースが目に留まり、不謹慎ながら妙に納得してしまいました。

マヒドン大学の調査によりますと、タイの新聞が過去10年間に取り上げたセックス関連記事のうち、約3分の2が強姦
もしくは性的暴力に関する内容だったそうですヨ・・・ 調べるのに随分時間がかかったでしょうにネ。確かに、タイの
新聞の三面記事は、ホントこの手の記事が多いように感じていました。

2005年まで毎年数百件程度だった強姦関連記事は、06年1400件、07年1500件と急激に増加しており、これはインターネットの
普及に伴い、チャットなどで知り合った男女間で強姦事件が多発していることや、カメラ付き携帯電話で猥褻写真、動画撮影して
脅迫するケースが急増していると分析しています。タイも日本同様にネットによる悪影響がこんな所にも問題視されています。

また 保健省の02年から06年の調査では、高校二年生の性交渉経験者は男子が21%、女子が12.2%で、このうちコンドームを
使用したのは男子で48.1%、女子で42.8%だったそうで、タイでも若者の間での性交渉の低学年化が進んでいるようです。

でも 自慢じゃ無いが、渋谷駅周辺に集まる日本の高校生一年生なんか、35.2%の性交渉の経験があって、三年生になると一年生の
約二倍になる71.2%になるんだぞ~ タイはまだまだ・・・ って こんなこと自慢してどうするの?

さて、さて、タイの若者間の性事情、これでは益々パンサック博士はじめ、性教育指導の先生方に力が入るのが理解できます。

また “へぇ~” と思うのは、冒頭のパンサック博士の分科会でのスポンサーは、コンドームで世界最大のシェアーを誇る
「デュレックス」を製造・販売するSSLハートケア(タイランド)社といいますから、見え見えで、ちょっと抵抗感が・・・
でも タバコ会社が歩きタバコを止めるようポケット灰皿を製造して配布し、注意を喚起するのと変わらないかな?・・・

しかし 同社はテレビの性教育番組のスポンサーをする等、10年前からタイの性教育を支援しながら、現在も性教育セット
1,000個(コンドーム)を教育機関に無料配布しているんだそうな・・・ 失礼しました! 

先生方の指導・訴求活動にも資金が必要ですものネ。黙って傍観している会社より、ず~っと 良いですね。
パンサック博士はじめ、性教育指導の先生方、頑張れ! フレー フレー !!



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