タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイでは今日 13日は、象の日です。

2014年03月13日 | タイの名所、名物、料理
  
 タイでは、今日3月13日は 「象の日」 でしたネ。 (日本では4月28日)

象は、タイでは 国の象徴です。 タイ政府は、タイ人に象を 愛し、大切にする気持ちを
高めるため、毎年3月13日を 「象の日」 にしました。 今日は タイ各地の象の飼育施設や
動物園などで記念行事が行なわれ、テレビ・新聞などでも報道されます。

  

少し前は バンコク市内でも観光客相手に、バナナを 売って象に食べさせるという光景を
よく 見かけましたが、4、5年前から 今では地方都市へ行かないと見られません。 

2009年あたりに、バンコク首都圏で出稼ぎにきた象が交通事故に遭ったり、電線に絡まったり、
大怪我を 負うケースが増えて、適切な治療も受けられず、命を 落とす象が多く目立ちました。

昨日だって、タイ東部ラヨン県内の山中の道路で 自動車3台と野生象1頭を 巻き込む衝突事故があり、
タイ人女性3人と男性2人が死亡、男女の3人がけがを 負い、象1頭も死亡しています。 なんでも、

 

乗用車が路上にいた野生ゾウに衝突して道路脇に転落したほか、路上に倒れた象を 避けようと、
乗用車の後ろを 走っていたピックアップトラックと中型トラックが衝突したとのことです。

 こうして、地方では 今でも、思い出したように象が絡む交通事故が発生しています。

出稼ぎ象の交通事故などが、頻繁に起きていた2009年頃、シリントン王女殿下が象を 想い、
首都圏の出稼ぎ象を 自然へ返すプロジェクトが、5年前にスタートしました。 

 
 <優しいシリントン王女殿下です…>

すると、初日から3日間で125頭が東北スリン県の象保護施設に移送されるなど、あっという間に、
バンコク市内と近郊にいた象を 見なくなりました。 その後、政府は 「象祭り」 で知られる同県に
保護施設の用地として、県内に所有する7,500ライ (1ライ=1,600平方メートル) の土地を 寄贈。

 今では、同施設に象使いも象と一緒に暮らし、農業や植林作業などに従事することで1万バーツ
前後の月収が可能となっているそうです。 さすが 「象の国・タイ」 ですネ、象を 大切にします。

 

現在、スリン県では新保護施設も軌道に乗り、200頭もの象が一堂に集まれば、スリンの新たな観光
名所にもなる、と政府が運営費の年間2,200万バーツを 援助してきました。 「エレファント・シティー」
として、さらなる観光客誘致に期待しているようです。

野生動植物保護局によると、現在、国内には約2千頭の野生象と、約3千頭の飼育象がいるそうです。

 

 シリントン王女殿下の象を 想うことが、きっかけとなって、一般のタイ人の象に対する扱いが、大きく
変わったようです。 今日は 「象の日」、いつもより 沢山 美味しいご馳走を 食べられるのかな。  



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