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若い世代の民主化運動デモが訴える王室改革とは!

2020年12月06日 | タイの出来ごと、あれこれ
昨日12月5日土曜日は、ラマ9世(故プミポン前国王)の生誕日でした。周知のように国民の
一部から前代未聞の王室改革要求デモが行なわれている昨今です、何事も無く良かったです。 

昨日はバンコク都の国防省前・王宮前広場などで記念イベントが行なわれましたが、2016年10月
13日に88歳にて ご崩御された後は「ラマ9世生誕記念日」の祝日となりました。国民に愛された

 

故プミポン前国王陛下に思いを馳せる日になっています。タイ全土、そして海外のタイ大使館や
タイ コミュニティなどでも、故プミポン前国王陛下を偲ぶイベント等々が開催されています。
そうでしたネ、この日は「父の日」でもあり、バンコク都市鉄道では お父さんは無料でした。

昨日は土曜日ですから振替休日は本来なら12月7日月曜日となりますが、タイ政府は
国内観光活性化のため、9月の閣議で、振替休日を12月11日金曜日に変更しています。
12月10日木曜日が「憲法記念日」の祝日で、官公庁は12月10日から4連休になります。

 

昨日は何事も無く良かったと 書きましたが、当然だったんでしょうネ。絶大な人気を誇り、最も
多くの国民に慕われたプミポン前国王陛下。その国王ゆえに「父の日」とされた12月5日です。
この日に無礼な言動は、さすがに若い世代も両親をも気遣って慎むんだのかも知れませんネ。

ただ「憲法記念日」が絡む12月10日から4連休は、憲法改正も求めている民主派運動デモ隊
ですから、昨日 何事も無かっただけに気になります。今年 最後の山場になるやも知れません。

 

学生が中心で行なわれている民主化運動デモが訴える「王室改革」は何を指すんでしょう。
タブーとされてきたデモ隊の求める、踏み込んだ王室改革の要求10項目は下記です。

1) 国王に対して訴訟を提起できないと定める憲法規定の廃止。
2) 不敬罪の廃止。
3) 国家が管理していた国王財産を国王の私有財産に変更させた法律の廃止。
4) 経済状況に合わせて王室予算を削減すること。
5) 宮中組織内の公的部門の廃止。

 

6) 国王の慈善事業に対する寄付の廃止。
7) 公共の場において国王が政治的見解を表明する権限の廃止。
8) 王室について過大なイメージを構築するようなプロパガンダ(政治的利用)の廃止。
9) 王室を批判して殺害された者に関する真相究明。
10)国王によるクーデタ承認の禁止。

不敬罪を覚悟した、なかり突っ込んだ事項ばかりで、彼らの親御さんたちは失神状態。
そんなタイの若い世代が求める「王室改革」の現状を、今は亡きプミポン前国王は
天国で何をお思いでしょうねぇ~  そんな背景を次の機会に考えてみましょう。   


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