タイでゴルフ友達になりましょ。

ゴルフをしながらタイの豆知識・エピソードを発信するプログです。チョット得する、心が元気になる、そんなブログにしたいな?

ノー・チップ・プリーズの看板、本当に貼付されている!

2018年10月14日 | タイの名所、名物、料理
 
 いやぁ~ 驚きました。本当に入国審議窓口のカウンター表面に「ノー・チップ・プリーズ」
って「チップ禁止」のマーク付きで英語、中国語、ヒンドゥー語の看板が貼られています。  

こんな看板は恥ずかしいと、今月7日の当ブログで囁きました。 昨日 タイへ戻って
きましたが、実際に目にしました。中国人専用の入国審議窓口だけかと思っていました。

 

ところが、全てのカウンターに貼ってあります。表面に張ってありますので、非常に
目立ちます。入国審査官も心なしか ブスっとして対応しているような気がしました。
<看板が貼られた成行きは、10月2日 の同ブログで書きました ・・・>

事件後すぐに、問題を引き起こした警備員を解雇し、空港の統括管理者に30日間の停職を
申しつけましたが、入国管理当局は9日、中国人観光客から入国審査を優先的に行なう
見返りに賄賂を受け取っていたとして、入国審査官4人が降格処分を受けています。

 

タイでは日本人などには、タイ到着時 ビザ無しでも自動的に30日間の滞在許可が下りますので
余り知られていませんが、中国・インドなど限定された国からやってきた観光目的の旅行者に対し
「Visa on Arrival」とった、タイ到着時にビザを発給する制度があります。

「Visa on Arrival」の場合、滞在許可が自動的に発給されず、復路航空便の予約確認書や
一定以上の現金を所持していること、宿泊ホテルのバウチャー提示など、書類が必要です。

チェックする書類が複数あり、もし宿泊先がホテルではなく知人宅だったりすると、それを
確認する作業などで「Visa on Arrival」の手続きには、それなりの時間がかかります。

 

そこで生まれたのが「Express」というシステムでしょう。法定の「Visa on Arrival」代金2,000
バーツに加え、さらに200~300バーツ追加したら、細かい書類審査なしで到着時ビザが取得できる
というものです。 これは、規則で定められた手続きではなく、単なる賄賂となってしまいます。

入国管理局の担当者は追加で支払う金額を「Express Fee」と呼んでいるそうです。 当然、
領収証は出しません。タイの人は、このようなシステムを作るのは上手ですからネ(苦笑)。

 

そのシステムを中国人観光客から「チップを支払えば優先的に入国審査が受けられる」という
苦情があり 調査の結果、入国審査官1人が賄賂の受け取りを認め、この審査官と上官3人の
計4人が降格処分となったといいます。先の暴力時間を起こした中国人が、きっかけになったよう。

 それならば、看板は中国人専用の窓口だけにして、通常の観光客カウンターまで貼付する
必要はないでしょうにねぇ~ そこにいる入国審議官が仏頂面になる気持ちが理解できます。  



「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです  


  タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
入国審査官の反乱はあるのか? (シンポン)
2018-10-14 12:26:55
「ノーチップ プリーズ」看板は10月1日に入国管理局長に就任したスラチェート警察少将の発案(?)かと思いますが、入国審査官の士気がかなり落ちそうな予感がしますね。
(警察の傘下にある)入国管理局(イミグレーション)は賄賂の宝庫です。タイ国の滞在規定に違反した外国人から賄賂を貰って滞在許可を出し(リタイアメントビザ取得時、80万Bの銀行預金が無いのに、業者の見せ金でビザを与えている・・・)、ウィンウィンで入国管理職員は給料の倍(?)近い生活ができています。賄賂なくしてワンランク上の生活を維持するのは難しいです。
トップが駄目と言っても、係官は生活が懸かっていますから、簡単に分かりました、と言うことにはならないような気がします。
スラチェート入国管理局長は前職のツーリストポリス副司令官時代は、連日のように犯人逮捕の
記者会見を開くなど、派手なパフォーマンスで注目を集めた人物だそうですが、どうなりますか?
ツーリストポリスと言えば、空港にも窓口があり、24時間奮闘しています。
先月、知人が帰国のため、ホアヒンからスワンナプーム国際空港にバスで到着した際、バスの網棚にショルダーバッグ(パスポート、航空券、お金、携帯電話全てが入っていた)を忘れたそうです。空港ビルに入りチェックインカウンターに向かおうとした時に、忘れたことに気が付いて、バスの停車場所に戻りましたが、既にバスは走り去った後でした。
知人は途方に暮れ、絶望しましたが、気を取り直して、空港2Fにあるツーリストポリスに向かいました。事情を話したら、ポリス3名が動いてくれ、バスの現在場所を20分間で探し当ててくれたそうです。そして、バンナーにあるバスのパーキングまでパトカーで送迎してくれ、無事にショルダーバッグは知人に戻りました。
さすが、空港は国の玄関口(顔)であり、配置されているポリスはタイ人とは思えぬ敏捷さで問題解決に動いてくれたようです。知人は、タイ人ポリスの優秀さに感動していました。
お陰様で知人は予定通り帰国できましたが、ポリスからは全くお金の要求はなく、最後に記念写真を撮ったようです。
返信する
シンポンさんへ (nagaichi)
2018-10-15 18:09:18
そうですねぇ~ 
一生懸命に自分の職務を全うしているタイの人も多いんですよねぇ~
一部の者の賄賂などで、タイ全体を見られては、タイの人たちが可哀想です。
情報を有難うございました。
返信する

コメントを投稿