タイ反政府運動に 日本も関わってしまうのかな？

　
　異例の事態となっているタイの反政府運動、何かと日本も巻き込まれそうな感じですねぇ～

若者を中心とした反政府派がいれば、当然 プラユニット政権の支持派もいます。その支持派が
昨日、在タイ日本大使館に出向き 日本に滞在している反政府活動家である パビン氏を タイへ

　
　＜日本大使館員に要請した政権支持派＞

強制送還するよう、日本政府に申し入れを行ないました。 いきなり驚きましたねぇ～
懸念される民間人同士による 大きな政治的争いに ならなければ良いんですんがねぇ～　

パビン･チャチャバルポンプン氏（49）は、2014年のクーデターで政権を奪取したプラユット
首相率いる軍政やタブーとされる王室に対し、民主主義の立場から改革や批判を たびたび

行なっている活動家です。14年当時、タイ警察はパビン氏の逮捕状を取り身柄を拘束しよう
としていましたが、シンガポールに逃れ、その後 活動拠点を日本に移していたといいます。

　
　＜反政府集会でビデオメッセージするパビン氏＞　

パビン氏が訪日していること、またタイの主要な英字新聞や米国紙などに論評や意見を
寄稿するなどして国際世論にタイの実情を訴え続けていたこと等で知られていました。が、
現在 京都大学で准教授として教鞭をとりながら政治活動していたとは知りませんでしたねぇ～

今月10日に行なわれた反政府集会にもビデオメッセージを寄せ、王室の改革を訴えていたようです。
政権支持派は 学生達が訴えていることの一つ、王室改革を先導しているが彼だと見ているのでしょう。
パビン氏について、個人的には元首相のタクシン派の一人と思っていましたので、少し驚いています。

　
　＜二人は海外で よく頻繁に会っていましたね＞

そう言えば24日、フェイスブック（FB）が “タイ政府から強要された” とし、現政権や
王室に批判的な団体が運営するページ「ロイヤリスト マーケットプレース」への国内

からのアクセスを遮断されています。このページはパビン氏らが４月に開設し、100万人
以上が参加しているFBと聞きます。今はタイ国内から閲覧できなくなっているようです。

　
　＜フェイスブックはタイ政府を訴訟すると ・・・＞

情報統制を担当する経済社会省は、“王室を批判するページを削除しなければコンピューター
犯罪法違反で訴追する” と警告していたようです。が、削除されないので「タイでは不敬罪も
あり、王室批判は厳しく規制されている法律に基づいて取られた措置だ」としています。

支持派は、“日本政府はパビン氏の准教授を解任し、タイで訴訟に出席できるようタイに引き
渡せ” と 要請しています。日本政府が どう対処するか注目ですネ。ちょっと見守りましょう。　
これで益々 一般市民の間で「親子間の断絶や世代間の分裂」が顕著になりそうで心配です。　　


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