少し前までは、交通警察官が違反を見つけては あからさまなにドライバーから金銭を受取る
光景を目にしていましたが、さすがに 近年は見なくなりました。 昨日からの続きです。
また以前は、イミグレ―ションにビザの更新手続きを行なう際に、ビザ代行業者が付け届けを
渡して、それを担当官が素早く机の下に隠すなんて、見たことありますが、それも無くなり
ましたネ。 でも ” 難癖つけられ、三回くらい通わされたりした” なんて話も(苦笑)。
いくつかのタイ警察の汚職スキャンダルの最中、国立開発行政研究所によって1月18日から
20日に 全国民の18歳以上の1,310人へ、警察の信頼度を問うアンケートが実施されました。
22日に発表された結果を見ると、ほとんどのタイ人は警察を信頼しておらず、「警察を信頼
している」と答えたのは、僅かに10%未満でした。「警察を信頼していますか? 」との質問に、
少しだけ(39.01%)、信頼していない(26.72%)で、65.73% にもなっています。 救いは、
一部だけ(25.34%)、十分に信頼している(8.93%)と 計 34.27% あったことですかネ。
今回の台湾女優の電子タバコ所持で6人の警察官が逮捕されています。タイ国の贈収賄の
最高刑は、無期懲役と最高40万バーツの罰金が科せられるとありますが、どう科せられる
でしょう。そんな重い罪にはならないでしょうが、その罰則が注目されています。
もう一つ話題となっているのが電子タバコです。周知のことでしょうが、タイ国では、
電子タバコ・シーシャ(水タバコ)喫煙、電子シーシャのすべてが違法となっています。
<シーシャ(水タバコ)>
他国で、電子タバコ(加熱式タバコを含む)が当たり前になった頃から、バンコク都
初め、観光都市において、電子タバコを所持している外国人旅行者(日本人も)から
警察官が、罰金と称して現金を徴収してしまう「事件?」が、時折 報じられています。
台湾女優事件を受けて、観光省のピパット大臣は、“警察官は電子タバコを所持している人が
居ても、罰金や現金を徴収出来ない。裁判所に処理をさせなければならない” と述べています。
<チャイウット大臣>
また デジタル経済社会省チャイウット大臣は先週2日、“電子タバコを違法とするタイ国の
法律が、警察官の賄賂要求や恐喝の機会を生んでいる。すでに電子タバコは、先進国の多くの
人々の生活様式の一部であり、タイ国でも法律を改正して合法化する時期が来ているのでは
ないか“ と述べていましたネ。 台湾の女優さんが、タイ国の法律を変えるかも知れませんヨ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます