ここタイにいて、日本の物はなんでも手に入りますが、高いなぁ~ と感ずる物に書籍がありますかネ。
バンコクには伊勢丹やエンポリアムへ行くと、紀伊国屋がありますし、日本の書籍を 専門に取り扱う
東京堂や泰文堂といった 書店がアチコチにあり 不充しませんが、新刊書ですと日本の2倍から3倍は
しますので割高になります。 日本へ帰国した折に まとめ買いして来るのも、そんな理由からです。
プロンポン駅構内などに古本屋もありますが、どうも情報が古いイメージがあって利用しないですネ。

<伊勢丹にある紀伊国屋書店、ここも大きい…>
日本の本と云えば、日本の女性向けの雑誌が 結構 タイ語版として発行されているのに驚きます。
つい最近 (先月25日) も 女子中高生の十代を ターゲットにした 「ポップティーン」 という
ファッション雑誌のタイ語版が創刊されたばかりです。 これは角川春樹事務所が発行する雑誌で 海外
ライセンス版発行は台湾に続き二カ国目で、発行部数は15万部で価格は75バーツ (約210円) との事。
「ポップティーン」 は、日本で1980年に創刊され 日本の十代女性向けファッション雑誌の中で
売れ行きトップだそうですネ。 ファッション・ダイエット・化粧・バラエティなどが中心の雑誌ですが
タイ語版は、8割を その記事から 2割を タイのオリジナルな記事を 掲載するようですヨ・・・

<ポップティーン・タイランド創刊号…>
タイ側の発行元は、これまでも日本の女性向けファッション雑誌を タイで発行している唯一の大手会社
インスパイヤー・エンターテイメント社、日本の出版社と組んで2000年中盤から次々と発行しています。
まず2004年に、20歳前後の女性を ターゲットにして 主婦の友社と組んで 「エス・カワイイ」 を
(80バーツで発行部数12万部)、2006年には 同じく主婦の友社から 対象を 20歳から30歳の女性で
「レイ」 を (90バーツで15万部)、そして 昨年11月には講談社と組んで、「ヴィヴィ」 を 創刊して
90バーツで15万部を 25歳から35歳までの女性を 対象に発行しています・・・



<左から日本のエス・カワイイ、レイ、ヴィヴィ…>
凄いですねぇ~ この会社! 今回の女子中高生の十代を ターゲットにした 「ポップティーン」 の
雑誌で タイの若い女性、全てを 日本の雑誌で対象にしちゃいましたヨ。 「13歳から19歳までの
中高生という これまでカバー出来ていなかった年齢層向けの雑誌を 発行したかった」 とか・・・
一般のタイ語ファッション誌が、80バーツから90バーツの価格帯になっているのに対して、値段も
中高生を 意識して75バーツに抑えており、これを 最大のプロモーションにしているんだそうです。
やるんだったら、ここまでやらなくちゃ、ねぇ~ …
きっと、これから街中で 日本の女性誌を よく 目にするようになりますヨ。
2000年当たりからの日本ブームに乗った、この会社の戦略のような気がしますネ。


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