学習塾が流行り出したから、といって タイ政府が 新たに塾への課税を 検討していることに
教育関係者は 反発していると・・・ (昨日からの続きです)
教育省の調査によりますと、全国で塾に通う子供の数は、2007年の時点で30万人以上おり、収益は
60億バーツ以上となっているそうですヨ。 その後も増加の一途を 辿っており、今では約40万人が
塾通いを していると見られています。 こうした塾通いの急増を 受け、タイ政府は これまでは 塾は 教育
機関の一種だからとして、民間企業でありながらも 課税していなかったんですが、今後は課税したいと…
<そう、勉強だけじゃないんだけどね…>
課税について、バンコク都内にある有名学習塾の経営者は 「そもそも、学校での勉強が十分であれば
塾など必要ないはず。 我々は、独自に優秀な人材を 確保し、学校では足りない学習を 補っている、 塾が
課税対象となれば、結局は保護者に負担がかかることを 政府は理解すべき」 と反発しているようですヨ。
「学校は定年間近で高齢の先生ばかり」 と 中学一年生に、学校の指導不足を 訴えられたり、タイは
大変な学歴社会という現実を 鑑みれば、いきなり 課税する と言われても 「政府は 他に もっと
やるべきことがあるだろう」 と、学習塾の経営者たちも 突っ込みたくもなるのでしょうネ。
<仏門に入るとことも教育の一環だよね…>
このような背景の中、今年の初めから 政府は また 面白いキャンペーンを 発表していました。
今年から 来たる6月25日を 「ヨウ素の日」 として、自治体レベルで ヨウ素の摂取量増加に取り組んだ
優秀な県を 表彰する、というのです・・・ 「ヨウ素の日」 って、何でしょう?
タイ政府が2009年に実施した知能検査では、6歳~14歳のタイ児童の平均IQは (知能指数) 91.4だった
という結果と やはり 同年 経済協力開発機構が、65カ国の15歳を 対象に実施した 「学習到達度調査」
<昨年の国際数学オリンピックでも、大活躍しているのにね…>
でも タイは47位~52位と、ルーマニアなどと同レベルで、低いことが アピシット首相はじめ
政府首脳は問題視したようです。 そこで 「ヨウ素の日」 というのがくるんですネ。
ヨウ素は 海藻類や魚介類に豊富に含まれる元素で、不足すると 甲状腺ホルモンの生成が出来なくなり、
精神発達の遅滞、甲状腺機能低下症などを 引き起こすとされます。 妊婦のヨウ素欠乏は、子どもの精神
障害と神経系の障害を 伴う成長不全を もたらすと言います・・・ そうなんだ、知りませんでしたネ。
タイ児童のIQが比較的低いのは、ヨウ素不足が原因だとして、ヨウ素増量でIQを 上げようと銘打った
キャンペーンとなったようです。 25日に発表される内容が気になります・・・
いずれにしましても タイは 今 官民一体で、教育レベルを 上げようと邁進していますネ。
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