東日本大震災が起きてから、昨日で100日が過ぎましたネ。 政府の遅い、遅い対応も手伝って
まだ まだ 沢山の人たちが、生活の不充さなどで苦しんでおられます・・・
先日 カード大手の米マスターカード・インターナショナルがまとめた 「世界渡航先ランキング」 で、
2011年に国外からの渡航者が最も多いと、予想されるアジア太平洋地域の都市が報告されました。
東京は500万人で８位と予想されていますが、東日本大震災と原発事故で予想を 当然 下回るでしょう。
逆に バンコクは、政情が安定してきていると 判断されているのか、推定渡航者数1,150万人で
世界３位に、 そして 渡航者による推定消費額144億ドル （約380億円） とされていました。
因みに、２位はシンガポール （渡航者予測1,140万人、消費額予測138億ドル） ４位 香港（同1,090万人
104億ドル）、５位 ソウル（同790万人、102億ドル）、６位 クアラルンプール（同690万人、60億ドル）、
６位 上海（同550万人、60億ドル）、７位 台北（同540万人、85億ドル）・・・ 世界全体ではロンドンが
2,010万人で１位、２位はパリで1,810万人、ニューヨークは760万人で12位、となっていました。
ランキングは航空機のフライト、座席数情報などを もとに作成したそうです・・・
さて ５月に来日した外国人は35万人８千人で、前年同月より50.4％減だったそうです。 過去最悪の
下げ幅となった４月の62.5％減より持ち直しましたが、外国人の日本離れは続いているようです。
５月としては、新型肺炎のSARSが流行した 2003年の28万８千人以来の低い数字です、って！
東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故を 受け、在日米国商工会議所が 日本で働く
外国人ビジネスマンの不安などを 調べた結果を 発表していましたネ。 在日外国商工会議所などと
共同で ５月30日～６月２日に、首都圏を 中心に337人が回答した、と・・・
最も不安なことは34％が 「電力供給」 と 答えています。 「余震」 や 「放射能」 の方が上に来ると
思いましたがねぇ～ きっと、３カ月が過ぎ 落ち着いてきて、先々を 見るようになったんでしょうネ。
原発事故直後は、放射能への不安から欧米の企業を 中心に、社員や家族を 海外や西日本に避難させる
動きが目立ったようですが、今は 被災地を 除けば ９割が通常の仕事に戻った、と答えていますから…
将来のビジネスの見通しについては、８割近くが上向くと予想してくれています。 ただ 今のところは
４割が消費を 自粛しているとの事。 また ８割が原発事故により、日本製品の評判が傷ついていると…
このような在日外国人の声は 大切ですよネ。 日本人以上に、冷静に日本を 見ているでしょうから
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