都内の寄席で最近、寄席の芸能・紙切りで 渋野日向子プロのリクエストが多いんだとか。
「紙切り」は観客の目の前で、1枚の紙からハサミで人物、風景などを作りあげる芸です。
観客から注文を取り、わずか数分で作品を完成させますが、渋野プロと「小泉進次郎議員と

<寄席の芸能・紙切り>
滝川クリステルさん」のリクエストが、1番2番を争うそうです。小泉議員と滝川さんは
分りますが、ゴルフを知らない多くの人まで “世界一の笑顔” に魅了されているんですネ。
二人の寿報道が出て渋野プロはマスコミに対し、“注目するなら そっちに行って、
って感じです” と本音とも冗談とも言っていましたが、そうはならないようです。

昨日の「北海道 meiji カップ」では、体調不良を抱えながらも11位から出て3バーディ、
1ボギーの70で回り、通算4アンダーの140で9位に浮上しました。これで全英の試合を
含めて24ラウンド(国内20)連続でオーバーパーがないというから素晴らしいですよネ。
近年の日本の男女ツアーでは、優勝しても次の試合では あっさりと予選落ちしてしまう選手が、実に多い
ですよネ。また初優勝から2勝目を遂げるのに時間がかかったり、遂げていない選手も少なくありません。
渋野プロは ここが大きく違いますネ。「ワールドカップ」で勝った後、すぐ2勝目を挙げています。

<資生堂 アネッサ レディスで2勝目>
もし「北海道 meiji カップ」で、日米2週連続優勝をつかめば、日本女子では1987年に
岡本綾子さんが、国内優勝後に米国ツアーで優勝して以来32年ぶりになるといいます。
まさか優勝はないでしょうが「樋口久子以来42年ぶりのメジャー制覇」に始まり、今度は
「岡本綾子以来32年ぶりの日米連続優勝」と、マスコミの間でお二人の名前が 久しぶりに飛び
散っています。さぞかし お二人も嬉しいでしょうねぇ~ 20歳という孫にあたる年齢の渋野プロが
二人の偉大さを、改めて 引っ張り出しています。若い人は お二人を知らないでしょうから ・・・

凱旋試合として臨んでいる今、“注目されているけれど、プレッシャーに感じていなく、なんとも
思っていない” といいます。快挙達成の前から、変わることなく自然体を貫けているから立派です。
国内で賞金女王に輝いた翌年の2008年から13年まで米国を主戦場とした上田桃子プロ。米国で勝利を
挙げることはできませんでしたが、渋野日向子プロについて語っています。「国内ツアーでも凄く良い
選手と感じていたが、全英の優勝は本当に凄い。ショットからパッティングまでスキがないし、
4パットした後でも攻め続けることができる精神力。心の部分でも20歳と思えない」と絶賛です。

「宮里藍ちゃんにしても、有村智恵にしても米ツアーに行っていた選手からすると、メジャーで勝つには
例えば『英語が必要』とか思っていたが、そういう概念が崩れた。正解はないことを彼女に教えられた」
と話しています。 渋野日向子プロの活躍は、日本のプロたちをもメジャーに近づけましたネ。
ゴルフ界だけでなく若い人は『出来ない理由』を先に上げがちです。彼女のメジャー制覇は、
あちこちで 良い教訓になっているようです。 それがゴルフですから嬉しいですネ。


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