タイでゴルフ友達になりましょ。

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反政府デモ隊を 見て国歌を 考えてしまう ・・・ その2

2014年02月17日 | タイと日本の違い!
  
 毎日 朝の8時と夕方過ぎの6時に、テレビや街の公園などに流れるタイの国歌。 外国人でもタイに
長く滞在している人なら、この国歌のメロディを 口ずさむことができるでしょうネ。(昨日からの続き)

タイ語で書いても意味不明でしょうが、その国歌の訳は おおよそ こんな意味と、説明されています。

 

タイ国は、タイ人の血肉を 結集して出来たもの、タイの国土は、タイ人のもの、
国や国土を 守れているのは、国民が団結し、平和を 愛しているから、
いざ戦いとなれば勇猛果敢に戦い、いかなるものにも独立を 侵されはしない、
そのためには、国民すべてが最後の血の一滴までも、犠牲にすることができる、
わがタイ国に栄光あれ、万歳!

 いつでも戦う準備は できている感じです。

 

この国歌を 第二次世界大戦が勃発した1939年 (昭和14年) に制定され、以来 75年間、毎日朝8時と
夕方の6時に公共施設、公園、広場、テレビやラジオで流されます。 国旗掲揚台があるところでは、
朝の国歌斉唱時に国旗が掲揚され、夕方の斉唱時に降ろされます。 素晴らしいことですよネ。

ですが 国歌の意味の内容が、現代のタイやバンコク市内を 見たり感じたりしても、また タイの人と
接してもピンと来ません。 ところが、反政府デモ隊や親タクシン派、国軍や警察、グループ … …
等々、それぞれが 各自の解釈で、タイという文字と、自分たちの立場に置き換えると、理解できます。 

 我々 日本人は 国歌を 聴くなんて、最近はスポーツの祭典ぐらいでしょうが、タイの人は この国歌を
75歳の人まで だったら、生まれた時から年がら年中 聴いたり 斉唱しているわけですから、戦うという
立場になった時は、さらに 勇気づけられ 奮い立たせられるんでしょうねぇ~

 

同国歌が制定されたのは、第二次世界大戦が勃発した1939年ということですから、当時でしたらネ。
世界中を 巻き込んだ大変な、大きな戦争が始まりかけていた頃のことです。

 タイ国は、イギリスやフランスの植民地となっている国々に囲まれていたわけですから、国歌の通り
国民が一致団結して国を 守らなければなりません。 それまで 「サイアム (シャム)」 と呼ばれていた
国名を 「タイ (自由という意味)」 に変更した年でもあるので、なおさらです。

 

自分が もし この国歌を 生まれた時より、聴いたり謳ったりしていたら、どうなんだろうと国歌の
意味を 考えながら 反政府デモ隊の行進などを 見ると、また 違った光景に映りますから不思議です。

国歌が流れてきている際、謳わなくてもよいけど、直立不動の姿勢を とる必要があり、この姿勢を
とらない場合には不敬罪となり、警察は逮捕することができるといいます。 実際は聞きませんが … …
 国歌の意味を 改めて聞くと、タイの政治について、外国人が 云々 言えないかも知れませんネ。 



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